サイエンスキャッスル

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世界の仲間と議論する

リバネスでは、2020年夏より、国際共同研究プロジェクト「Tsunagu Research Project(つなぐ・リサーチ・プロジェクト)」を開始しました。
次世代を担う中高生研究者が国境を越え、同じテーマで一緒に調査に取り組むことかできる共同研究プログラムです。東南アジアからの参加校とともに、ウェブミーティングやウェブサイト上の情報共有などを行いながら研究を進めています。

プロジェクトの狙いと概要
Tsunagu Research Projectでは、共通の大きなテーマを共有しながら、半年間に渡って研究を進めていきます。本プロジェクトの狙いは、日本国内と海外の中高生が、議論し、お互いを理解して、助け合いながら研究を進めることで、自分たちの研究のテーマをより深く理解するきっかけを与えると同時に、これまでに気づかなかった世界の課題や、研究に対する視点に気づくなど、国際的な視野も養うことができる点です。このプロジェクトを通して、視野を世界に広げ、世界に仲間をつくっていくことで、グローバルに活躍できる次世代を育成していきます。

  2021年 新年度参加チーム募集開始!

研究テーマは「農業」

Connect and Collaborate using Science and Technology
in Creating New Sustainable Form of Agriculture

2021年度は、「農業」をテーマにTsunagu Reserch Projectへの参加を募集します。農業は、日本と東南アジアの人々の暮らしを支える大切な営みです。土に関する知識や、栽培に関する知識や技術など、それぞれの国の知識を組み合わせることで、農業に関する課題をテーマに共に研究を進めていきます。

募集対象は、シンガポール、マレーシア、フィリピン、日本の中高生です。

<課題提示国:マレーシア>

そして、2年目になる今年度の取り組みでは、課題提示国を設定し、その国の課題について、国境を越えたチームで取り組みます。今年の課題提示国は、マレーシアです。マレーシアに顕在化する農業に纏わる課題、特にパーム油の纏わる課題に関して、5月〜12月までの8ヶ月間、チームで取り組んで参ります!

<取り組むプロジェクト案>

廃棄物のアップサイクル、迅速な処理方法の研究
 ●パーム油を含んだ木質材料の堆肥化の研究
 ●油分を分解する微生物の探索研究
油分を含んだ水の浄化・有効利用方法の探索
 ●油分の簡易な分離方法の研究
 CODを迅速に下げる研究
 ●発酵などでメタンなど高効率で燃料回収する方法の検討
 ●油分、浮遊物質を速やかに沈降させる凝集剤の探索

<募集要項>

●国内の中高生チーム 最大10名程度
●英語での日常会話コミュニケーションがとれること(企画運営、研究メンタリングは全て英語で行われます)
●農業に関する研究に興味があり、少しでも取り組んだ経験があると尚可
●インターネット接続環境が整っていること

<スケジュール(予定)>

2021年3月1日〜4月30日 申し込み受付期間
5月1日〜参加チーム選考
5月中旬 参加校発表
6月10日 プロジェクトキックオフ
<プロジェクト フェーズ1 調査>
7月15日 中間集合ミーティング①
<プロジェクト フェーズ2 実験>
9月30日 中間集合ミーティング②
<プロジェクト フェーズ3 実験>
10月6日 サイエンスキャッスルマレーシア(希望者のみ参加)
11月5日〜6日 サイエンスキャッスル アセアン(希望者のみ参加)
12月9日 発表練習会
12月18日〜19日  最終発表会 @サイエンスキャッスル 関東大会
1月21日 事後集合ミーティング

<参加費用>

80万円(税抜)/チーム
(1チームは10名程度が推奨)

【上記費用に含まれるサービス】
●オンライン集合発表やディスカッション(合計6回)への参加
・セッションのファシリテーション
・ディスカッションの支援
●研究メンタリング
・研究指導、プレゼンテーション指導など
・月1回、合計7回まで
●プロジェクトマネジメント費用
・コミュニケーションツール開設など

<参加エントリー>

●こちらのフォームからエントリーをお願いします。
多数の学校が応募した場合は選考となります。あらかじめご了承ください。

<お問い合わせ>

プロジェクトの内容詳細については
リバネス教育開発事業部 担当:戸上、イェブ、前田 へお問い合わせください。
電話:03-5227-4198    メール:[email protected]

2020年度取り組み実績

研究テーマは「土」

2020年度より取り組みはじめた本プロジェクトでは、まず、「土」をテーマに参加校を募集しました。学校の校庭、家の庭、河川の土手などの土、農業に必要となる土など、土には様々な可能性と課題、そして不思議が存在します。それぞれの国・地域の次世代研究者が、彼らの選んだテーマを持ち寄って一緒に議論・研究をします。
各参加校には、興味のあるトピックを事前に検討してもらったうえで、①土壌生態系、②土壌と農作物、③土と環境づくり、④土壌汚染の4つのテーマに分かれ、共同で研究を進めました。

2020年度プロジェクト期間:2020年7月〜2021年1月
募集対象学校:国内中高校、東南アジアの中高校
使用する言語:主に英語(オンラインで実施する参加校共通の会の進行や配布資料は英語。各学校の個々のメンタリングは日本語も可能)

参加校

2020年度は4カ国から合計7校、14チーム、48名が参加しました。

〔日本〕浦和実業学園高等学校 / 関西国際学園 中高等部
〔シンガポール〕School of Science and Technology, Singapore / Clementi Town Secondary School
〔マレーシア〕Sekolah Berasrama Penuh Integrasi Gombak / Sekolah Sains Seri Puteri
〔フィリピン〕Philippine Science High School – Western Visayas Campus

研究プロジェクト

チームと課題 各学校の取り組み
土壌と環境 / Soil Engineeringグループ

建造物を建てる上で重要になってくる土壌の安定性。土壌の組成や物性、挙動を理解することで、より安定した土壌の性質を探る。

Philippine Science High School  Western Visayas Campus
土壌粒子のサイズや形状と土の安定性の関係を調べる
Sekolah Menengah Sains Seri Puteri
土壌の侵食とせん断強さの関係について調べる
School of Science and Technology, Singapore
土壌の違いによる水の浸透度に与える影響を調べる
土壌と作物 / Soil & Crop グループ

作物を育てる上で、最適な土壌とはどのようなものか。各国でよく育てられる作物についてその最適な土壌とは何か調べた。

Clementi Town Secondary School
砂質土、ローム質土壌、粘土質土におけるチョイサムと白菜の成長
Sekolah Berasrama Penuh Integrasi Gombak
泥炭土、粘土質土、ローム土壌におけAlternanthera sissooの成長
School of Science and Technology, Singapore
トマトの成長に対する土壌酸性度の影響
土壌汚染 / Soil Pollution グループ

マレーシアの土壌では、農家が適切な肥料の使い方の知識がなく土壌汚染が進んでいる。そこで、人工肥料ではない自然由来の肥料の可能性を探る。

School of Science and Technology, Singapore
根粒菌の影響を調べる
Sekolah Berasrama Penuh Integrasi Gombak
窒素が植物の成長に与える影響を調べる
浦和実業学園高等学校
歩行虫の糞が土壌に与える影響を調べる
土壌と生態系 /Soil Ecosystem グループ

土壌と周辺の環境は関連している。そこで、土壌の組成物とそれに関連する環境要因について研究した。

Philippine Science High School  Western Visayas Campus

Mangroves Assessment using Geographic Information Systems

地理情報システムを使用したマングローブ林の評価

Sekolah Berasrama Penuh Integrasi Gombak, MY

コーヒーかすが植物の成長に与える影響

School of Science and Technology, Singapore 

土壌中の微生物と周囲の環境の関係性

関西国際学園(KIA)

兵庫県における山地の、物理的・化学的・生物学的解析を用いた土壌性の比較

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MENTORS   メンター陣

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滝野 翔太
修士(農学)

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秋山 佳央
修士 (生命科学)

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Yevgeny Aster Dulla
博士(薬学)

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Elizabeth Wee
BSc. Chemistry and Biological Chemistry

Fatin160

Fatin Ilyani
Bachelor Degree in Electronic System Engineering

Zaim160

Nur Ahmad Zaim Hussin
Bachelor Degree in Electronic System Engineering

協 力

一般社団法人 日本先端科学技術教育人材研究開発機構