品種改良によって生み出されてきた、多様な作物たち。現在栽培されている作物のほとんどは、長い時間をかけて人の手で改良されてきたものです。
ただ、バイオテクノロジーの進歩によって、品種改良の方法も新しくなってきています。その鍵をにぎるのは、「ゲノム編集」とよばれる技術。
2019 年の秋には日本でゲノム編集を農作物に適用するための新しいルールも決まり、実用に向けた土台が整いつつあります。
ここでは、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期「スマートバイオ産業・農業基盤技術」の取り組みの中で開発した、ゲノム編集をテーマとした教材を公開しています。
私たちが普段食べている野菜などの食品がどのように作られてきたのかを軸に、品種改良、遺伝子組換え、ゲノム編集技術について解説する、知識中心の講義スライドです。
食を取り巻く世界の課題を示す各種データがまとまった講義スライドです。これらの課題がある中で、食の生産にまつわる技術がどうあるべきか、を議論する土台となります。
ゲノム編集など新しい技術によって作られた食品について、開発者、生産者、流通事業者、消費者の間でどのようなコミュニケーションが図られるべきでしょうか。
この教材はゲノム編集作物の「表示」に焦点をあて、どのような情報提供があるべきなのかを考える内容としています。
2020年9月号から2021年3月号にかけて中高生向け科学雑誌『someone』で特集およびコーナーとしてゲノム編集技術を取り上げたページをまとめてあります
2020年9月号から2021年3月号にかけて教員向け情報誌『教育応援』で特集およびコーナーとしてゲノム編集技術を取り上げたページをまとめてあります
食にまつわる課題に関する3分程度の短い導入動画です
情報の伝え方に関する3分程度の短い導入動画です
食に関する捉え方の多様性に関する3分程度の短い導入動画です