サイエンスキャッスル

touhoku

サイエンスキャッスル2018 東北大会

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日程:2018年12月16日(日)10:00-17:30(開場9:30)
場所:ウィル福島 アクティおろしまち (福島県福島市)
住所:〒960-0102 福島県福島市鎌田卸町10−1
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<一日の流れ>

9:15 開場
9:45-10:00 開会式
10:00-10:30 特別講演1
10:35-12:05 口頭発表審査 6件 (発表7分 質疑応答7分)
12:05-12:45 休憩・昼食、ブース展示コアタイム
12:10-12:40 特別講演2ランチョンセミナー
12:50-14:20 口頭発表審査 6件 (発表7分 質疑応答7分)
14:30-15:50 ポスター審査、ブース展示コアタイム/口頭発表審査会
16:00-16:30 特別講演3
16:35-17:10 表彰式・閉会式・記念撮影

※ランチョンセミナー:昼食をとりながら聴講するスタイルの講演会です。メイン会場で行います。参加する方は、昼食をご持参ください。

地域に根を張る先端研究〜好奇心と使命感で変わる地域の未来〜
東北地方は自然を有する豊かな地域である一方で、過疎による産業衰退、健康医療問題、エネルギー問題等の課題集積地域です。見方を変えると身の回りの不思議を解明する「好奇心から始まる研究」と、世の中の課題に対して解決を志す「使命感からはじまる研究」の種が落ちています。若き研究者達が集まる本大会を通じて、この豊かな地域の未来を創り出します。
東北大会リーダー 百目木幸枝


【なぜ福島県か】リバネスは2018年度から福島県「リーディング起業家創出事業」の採択を受け、福島県から世界を変える大学生、若手起業家、研究者の支援を行っています。そこでさらの土台となる中高生の支援を福島県を中心に行うことで、研究活動を通した教育応援、人材育成応援、研究応援、創業応援のサイクルを回します。

 

 

口頭発表12件

ポスター発表31件

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口頭発表対象

最優秀賞:審査員による採点、議論で最も「科学技術の発展と地球貢献を実現する」研究とみなされたものに授与
大会特別賞:審査員による議論で最も大会のテーマの実現にふさわしい研究とみなされたものに授与
リバネス賞:将来最もリバネスの仲間になって欲しいと思う研究発表に授与
<東北大会のみ設置>
ロート製薬賞
:ロート製薬審査員により決定、授与 他

ポスター発表対象
サイエンスキャッスル 最優秀ポスター賞:審査員による採点、議論で最も「科学技術の発展と地球貢献を実現する」研究とみなされたものに授与
サイエンスキャッスル 優秀ポスター賞:審査員による採点、議論によりポスター発表件数の上位10%程度に授与
サイエンスキャッスル ポスター特別賞:参加者による採点の結果最もおもしろかったとみなされたものに授与

全発表対象

研究奨励賞:全発表に授与

研究開発、健康、エネルギーに関係する特別講演を行います!

10:00-10:30
自分の殻を突き破れ! ~オープンマインド研究開発~
ロート製薬株式会社 スキンケア製品開発部 開発1グループ 川口 慶晃様
幼少期から医療分野に興味があり薬学部に進んだ後、就職では医薬品・化粧品の開発職を選択した川口さん。自分の殻を破り、いかに外の世界と交わっていくのか。そして、それをどう製品開発に繋げているのか。生の現場の声も交えながら、今後研究職に求められる要素についてお話して頂きます。

 

12:10-12:40 ※ランチョンセミナー
ビッグデータで健康の未来を予測する!-寿命から健康の本質を考えよう-
 弘前大学 COI研究推進機構(医学研究科)・機構長補佐/COI副拠点長(戦略統括) 教授 村下 公一様
長寿県と短命県の違いはどこにあるのだろうか?そこから健康問題の本質がみえてきます。弘前大学は、今、花王やライオン、イオン、ベネッセなどの大企業とコラボして、「寿命革命」を旗印に、健康長寿社会の実現をめざした巨大プロジェクトに取り組んでいます。健康ビッグデータをもとに病気を予測するAI(人工知能)の開発など、最先端の研究を紹介します。

 

16:00-16:30
世界初台風発電への挑戦
株式会社チャレナジー チーフエンジニア 渡邊 汗 様
世界初台風発電への挑戦 大型台風が持つエネルギーは、世界の発電容量の半分に相当すると言われていますが、一般的なプロペラ型風力発電機では台風の風を利用できません。2014年に誕生した株式会社チャレナジーで世界初の台風発電機「垂直型マグナス式風力発電機」の開発を行う渡邊さんに、自らの使命感や研究内容についてお話いただきます。
渡邊 汗 様プロフィール
大型台風が持つエネルギーは、世界の発電容量の半分に相当すると言われているが、一般的なプロペラ型風力発電機では台風の風を利用できない。2014年に誕生した株式会社チャレナジーで世界初の台風発電機「垂直型マグナス式風力発電機」の開発を行う渡邊さんに、自らの使命感や研究内容についてお話いただく。

<マリンチャレンジプログラムポスターブース>
海洋、水産資源、水環境などに関係する研究を支援するマリンチャレンジプログラム。2018年度2次採択校のポスター展示と、第三期の募集について紹介します。
参加予定団体:公益財団法人日本財団

<サイエンスキャッスルTHK賞研究ポスターブース>
サイエンスキャッスルTHK賞を受賞した研究発表をポスター展示でご紹介します。
参加予定団体:THK株式会社

岡崎 敬  審査員長
株式会社リバネス 人材開発事業部 部長 博士(理学)
大阪大学大学院卒。産業技術総合研究所特別研究員を経てリバネス入社。大学、大手繊維メーカー、国研での多様な研究経験の他、地方自治体外郭団体において科学技術振興企画業務に従事。主に地域でのシーズ発掘、人材育成、地域アクセラレーションの業務に取り組む。福島県出身。2018年5月より現職。

櫻井 健二 氏
秋田県立大学 生物資源科学部生物生産科学科 准教授 博士(農学)
東京農工大学連合農学研究科修了。リンゴを中心とした果樹の育種に関する基礎研究を行う。リンゴ自家不和合性遺伝子の解析、リンゴアレルゲンおよび関連遺伝子の解析、イオンビーム照射による果樹の新規突然変異育種法の開発など。さらに、秋田の伝統野菜を中心とした、あきた郷土作物の種の保存・探索・普及活動なども行う。

水田 裕賢 氏
NOK株式会社 技術本部 技術研究部 部長  博士(工学)

九州大学工学部応用化学科修士課程修了。1996年から6年間、水素分離膜の研究開発に従事。その後、オイルシールの低摩擦化の研究開発に携わる。2014年には九州大学にて博士取得。2016年から現職にて、基盤技術研究のマネジメントに従事し、2018年度にはトライボロジー学会の理事就任。

村下 公一 氏
弘前大学 COI研究推進機構(医学研究科)・機構長補佐/COI副拠点長(戦略統括) 教授
青森県庁、ソニー(マーケティング部門)、東京大学フェロー等を経て2014年より現職。弘前大学COI拠点では副拠点長(戦略統括)として産学連携マネジメントを総括。文科省COIとAIとの新たな展開検討会合委員、文科省私立大学研究ブランディング事業委員会審査部会委員他政府系委員等多数。専門:地域産業(イノベーション)政策、社会医学。

金子 信博 氏
福島大学 農学系教育研究組織設置準備室 副室長 教授 博士(農学)

京都大学大学院中退、島根大学農学部、同生物資源科学部助教授、横浜国立大学大学院環境情報研究院教授を経て、2018年4月から福島大学で「食農学類」の設置準備に従事。専門は、森林科学、土壌生態学。生態系を構成する生物が多様なほど、我々の利益にもなる生態系サービスがどのように増えるかについて研究している。

川口 慶晃 氏
ロート製薬株式会社 スキンケア製品開発部 開発1グループ
金沢大学大学院 自然科学研究科修士課程修了。入社以降、外用剤の製品開発に携わる。担当した品目は冷却化粧料、制汗剤、鎮痒消炎剤など多数。現在は主にOTC医薬品開発を担当している。

主催:サイエンスキャッスル2018実行委員会