サイエンスキャッスル研究費2024
日本ハム賞、募集開始!!
日本ハムは『 食べる喜び 』は大きければ大きいほど幸 せだと信じ、日々研究に取 り組んでいます。中高生ならではのとことん自由な発想で、明るい食の未来 を一緒に創っていきましょう!たくさんのご応募を心 よりお待ちしております。
日本ハムは『 食べる喜び 』は大きければ大きいほど幸 せだと信じ、日々研究に取 り組んでいます。中高生ならではのとことん自由な発想で、明るい食の未来 を一緒に創っていきましょう!たくさんのご応募を心 よりお待ちしております。
「食の未来を、もっと自由に。〜あたらしい食のカタチを創造する研究〜」
募集対象 | 研究活動を行う中学生、高校生、高等専門学校生(3年生以下) |
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使用用途 | 研究に要する経費(材料費、部品等購入費、設備費、交通費等。ただし、飲食代は除く) |
申請締切 | 2024年7月19日(金)18時まで |
研究期間 | 2024年9月〜2025年3月 |
主催 | 日本ハム株式会社 |
想定する研究テーマイメージ | 今回は中央研究所が日々研究に挑んでいる、以下のようなテーマをお待ちしています。もちろんこの範囲にとどまらず「もっと自由に」発想を広げて、様々な視点で食の未来を考える研究テーマも大歓迎です! ● 食とAIに関する研究 ● 健康・栄養に関する研究 ● 新しい食品に関する研究(細胞性食品、昆虫食、宇宙食、・・・) ● 食体験・食シーン・食文化に関する研究 ● 生産・調理に関する研究 ● アップサイクル、サステナブル・環境に関する研究 ● 食の安全・安心に関する研究 ※ただし料理レシピ開発のみの研究は対象外です ※動物実験はアニマルウェルフェアの観点で採択が難しいです (貝類・魚類・両生類などはOK) |
助成内容 | 研究費 10万円/日本ハム社員による研究メンタリング |
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採択件数 | 3件程度 |
募集期間 | 2024年6月1日〜7月19日 |
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申請締め切り | 2024年7月19日(金)18時まで |
面談期間 | 2024年8/5(月)-8/9(金) |
面談に関して | 平日、オンラインで行います。 面談対象者には、申請締め切り後、1週間後を目処にご連絡いたします。 上記面談期間のうち、面談不可の日程がありましたら、事前にお知らせください。 |
採択発表 | 8月下旬予定 |
研究費支給期間 | 2024年9月上旬予定 |
研究期間 | 2024年9月〜3月 |
採択受賞式 | 2024年9月11日もしくは9月12日(オンライン開催) |
成果発表会 | 3月中旬〜下旬 ※日本ハム中央研究所(茨城県つくば市)で実施 |
規約及び本ページの募集要項を確認の上、内容に不明点がある場合はご相談ください。
申請を希望する中高生は、代表者かどうかに限らずチーム全員のリバネスID登録が必要になります。研究費エントリー画面はリバネスIDログイン後に表示されますので、リバネスIDに登録をお願いします。
未成年の申請のため、保護者用ならびに所属学校用(フリースクール等も含む)の同意書、合計2枚をご準備いただき、申請フォームにアップロードしてください。
なお、同意書の雛形は以下からダウンロードしてご利用ください。
リバネスID内の以下のアイコンをクリック、「新規申し込み」ボタンより、申請書を作成ください。
次世代と紡ぐ、新しい「食べる喜び」のカタチ
日本ハムと聞いて想像するのは、シャウエッセンに代表される食肉加工業だろうか。実は、それ以外にも自社農場で家畜の飼育から、加工そして販売までを一貫して行うなど、安全で高品質な食肉を提供するための取り組みを牽引してきた企業でもある。そんな日本ハムが今後の研究に必要と考えるキーワードは「自由」。今回は日本ハム中央研究所の5名に、彼ら彼女らが目指す未来と、次世代との取り組みにかける想いを聞いた。
たんぱく質を届ける使命を持ち続け、80年
日本ハムは1942年、徳島の食肉工場から始まった。そこから80年以上、食肉の供給を通して、人間に必要な栄養源である「たんぱく質」を追求、提供し続けてきた会社だ。現在ではなんと日本人のたんぱく質摂取量の約6%をニッポンハムグループが供給しているという。安全・安心にたんぱく質を提供し続けるために、研究開発も続けてきた同社は、3つの研究所を持つ。その中の一つである、中央研究所は「将来に向けた、新しい事業をつくる研究所」として機能している。これまで、より多くの人々が食を安全に楽しめるように、スマート養豚や細胞性食品(培養肉)、食物アレルギー、アスリートの栄養サポートなど、新規性のある研究に数多く取り組んできた中央研究所。長谷川氏は「将来にわたって、これからも良質なたんぱく質を届ける使命がある」と語る。
多様な価値観と向き合いたい
「『食』はどんなとき、どんな人にとっても安全・安心で楽しい時間であり、有意義であるべきだと思う。日本ハムは、企業理念として『食べる喜び』を掲げ、その実現を目指している」と話す長谷川氏。さらに奥田氏は世代ごとに価値観が異なり、食べる喜びも時代と共に移り変わってきているからこそ、もっと自由な発想で研究をやらなければいけないと考えているという。しかし、それには自分達の世代だけでは発想に限界がある。「次世代の皆さんが『食』について何を考えているか知り、一緒にこれからの時代を考えていきたい」。こうした思いから、日本ハムは次世代との研究開発を加速させるべく、サイエンスキャッスルでのブース出展や今回の研究費への参画を決めた。
サイエンスキャッスル2023での感動と期待
日本ハムは、2023年度のサイエンスキャッスル関東大会に「あなたの声で食の未来をデザインしよう」をテーマにブースを出展した。2050年に待っている食の感動を想像し、アイデアを集めて一本の木を作り上げるという内容だった。ブースを設置する以前は「若い世代の皆さんが食にどのくらい興味があるのか」と少し不安を持って臨んだものの、実際に当日を迎えると、100人以上の参加者が意見を投げ込んでくれたという。「中高生が、食に関する社会課題について、学校で学んだこと、調べたことを自分ごとに捉え、考えを持っていることに感動した」という青木氏。研究費を通してもっと彼ら彼女らの声を聴き、一緒に「食べる喜び」を追求していきたいという思いが強まった瞬間だった。
次世代とだから描ける未来がある
今回募集するサイエンスキャッスル研究費のテーマは「食の未来を、もっと自由に。〜あたらしい食のカタチを創造する研究〜」。長谷川氏は「若い世代の皆さんには、とにかく、自由な発想で応募してほしい」と語る。バーチャルレストランなど、食体験や食シーンについての研究や昨年度のサイエンスキャッスルでも話題となっていた細胞性食品、昆虫食、宇宙食などの新しい食品に関する研究にも注目したいという。また、次世代に期待しているのは、未来の研究テーマ自体だけではない。青木氏や浅里氏は、次世代研究者が何を課題と感じて研究テーマを設定したのか、また、次世代がどのように明るい未来にたどり着こうとしているのかを間近で見てみたいと期待を膨らませる。日本ハムが目指す、「食」の明るい未来の実現には、熱い次世代研究者の挑戦がカギとなる
ただ今、募集中のサイエンスキャッスル研究費はありません。