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【教材提供 希望校 募集】最先端の水処理技術を実感できる 中空糸膜を使った実験教材「水の中の粒子について考えよう」(東レグループ)
2021.06.01◯教材提供 希望校募集!!
対象: 全国の中学校、高校、高等専門学校
期間: 2021年8月1日~2022年3月31日内(実施日の前後1か月間程度)
提供内容:
1. 実験キット(中空糸膜・注射器) 15セット
2. ティーチャーズガイド(先生向け指導案) 1冊
3. CD-ROM(授業進行スライド、ワークシート、実践レポートのデータ) 1枚
学校での準備物: 絵の具、食塩、ビーカー、ガラス棒、ろ紙、ろうと、ろうと台、ピペット、ガスバーナー、蒸発皿、金網、三脚、るつぼばさみ など
提供条件: 授業実施後、1か月以内に教材返却、実践レポート提出、簡易なアンケートにご協力いただけること
申込締切:2021年7月9日(金)18:00
すでにリバネスIDをお持ちの方は、中高生・教員向けサービスから「東レ教材提供申し込み」よりお申し込みをお願いいたします。
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◯実験の様子
■ピストンを引くと、色水が中空糸膜を通ってろ過されます
■シリンジに入ってくるろ過された液体はなんと透明に!!
中空糸膜とは
白いひものように見えるものは中空糸膜といい、内部は空洞になっていて、その壁の部分には約0.01μmの微細な孔がたくさんあいています。この孔を通り抜けられる粒子(例えば水分子)と、通り抜けることのできない粒子(例えば色水の色成分)とを分離し、地下水や表流水の浄化、下水処理などの水から不純物を除去する用途に広く使われています。
■ポイント
①東レの先端材料に直接触れることができます
②中学校理科「水溶液の性質」の単元とリンクしています
③SDGsをテーマとした学習でも活用できます
本教材を使った授業の流れ(例)
導入 | 「水溶液」の単元のふりかえり (水に溶けるってどういうこと? 溶けたものを取り出す方法は?) |
実験 | 食塩と絵の具が混ざった液体を、様々な方法で分離してみよう 実験1 : ろ紙でろ過してみよう! 実験2 : 中空糸膜でろ過してみよう! 実験3 : 蒸発乾固してみよう! |
発展 | 中空糸膜はどんなところで使われている? 塩はろ過できないの? |
高校生を対象とした希望校も募集します!
本教材は高校化学基礎の単元「物質の探究」や理科課題研究へと活用いただくことができます。化学基礎の授業では、「水溶液の性質」「原子・分子」を復習するとともに、「混合物の分離」で扱う「ろ過」の最先端技術を体験する発展授業として「混合物」の概念の理解を深めることができます。これらを通し、化学(科学技術)と社会の関わりについても実感することができます。課題研究では、身近な水・水溶液をテーマとした研究活動が可能となります。
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◯出張授業に関して
東レグループでは、教育支援活動の一環として出張授業も実施しております。ご興味ある方いらっしゃいましたら、お問い合わせください。但し、新型コロナウイルス感染症の影響により、東レの判断で中止する場合がございます。予めご了承ください。
東レグループは、環境問題を解決する最先端の2つの素材(中空糸膜、炭素繊維)を題材に、先端材料について学ぶ出張授業を実施しています。実験を通して先端材料を実際に体験できるとともに、社会を変える素材開発を行う企業の思いや実際の仕事のお話を、東レグループの社員から直接聞くことができます。