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【実施報告】ロールス・ロイス サイエンスキャンプ2022を開催 しました。最優秀賞は岐阜県立岐阜高等学校「岐阜高校代表チーム」
2022.09.06株式会社リバネス(代表取締役社長COO:髙橋 修一郎)企画・運営、ロールス・ロイス ジャパン株式会社(代表取締役社長:神永 晋)主催のもと、全国の高校生を対象としたエンジニアリング・エンデュケーション・プログラム「ロールス・ロイス サイエンスキャンプ2022」を開催しました。
ロールス・ロイスは、次世代の科学者や技術者を育成するSTEM教育に力を入れており、2030年までに2,500万人の若者にSTEM分野への興味・関心を促すことを目標に世界各地の拠点においてSTEMアウトリーチ活動を展開しています。日本では、リバネスとともに2017年から中高生を対象にサイエンスキャンプを開催し、今年は5回目となります。
今年のプログラムには全国から46チームが応募し、オリジナルのホバークラフトを製作しました。予選を通過した5校は、その後3ヶ月間、プログラミングで機体の動きをコントロールできるようホバークラフトの改良を重ね、8月18日の決勝に臨みました。決勝大会では、東京都墨田区のセンターオブガレージに5校6チーム30名の高校生が集結し、開発の成果を競いました。また、プログラム2日目の8月19日には、日本航空の協力により、羽田空港近くにあるJAL SKY MUSEUMと格納庫のツアーに参加し、実物の航空機とエンジンを見学しました。
予選会を通過したのは以下の5校6チームです。
学校名 | チーム名 |
愛知県立愛知総合工科高等学校 | STEMASK |
岡山県立玉野高等学校 | チームとびうお |
岐阜県立岐阜高等学校 | 岐阜高校代表チーム |
山形県立米沢興譲館高等学校 | 米沢興譲館CSSC |
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校 | 空飛ぶ乙女 |
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校 | YBhover |
決勝ではプレゼンテーションと走行実演の2つが審査されました。冒頭は4名の審査員からのエールから始まり、続くプレゼンテーション審査では、予選会を通過したチームが試行錯誤しながら製作をしてきたホバークラフトの魅力を紹介。審査員に向けてこだわりや特に力を入れて開発したポイントを発表しました。走行実演審査では、機体におもりを載せてコースを5分間往復させるレースを行いました。1チームに与えられたチャンスは2回。会場は熱気に包まれ、審査員も含め大変盛り上がりました。
コンテストの結果は以下の通りです。
最優秀賞 | 岐阜県立岐阜高等学校 岐阜高校代表チーム |
Pioneers of power 賞 | 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校 空飛ぶ乙女 |
アイデア賞 | 山形県立米沢興譲館高等学校 米沢興譲館CSSC |
講評では、神永氏より「やりたいと思ったらなんでもできる。これからもやりたいと思ったことを勉強して努力してほしい」という言葉や、他の3名の審査員から「新しいことは大人でも99%失敗する。失敗した時に何をするか、何を考えるか、チームでどう動くか。絶対に諦めないという気持ちがすごく大切です」という言葉が贈られました。
参加した生徒の感想:
・自分たちで考えて、自分たちで作成することに大きなやりがいや楽しさを感じることができた。
・エンジニアリングの大切さ、実際に経験するからこそ分かる面白さを学べた。
・エンジニアリングを学ぶことができ、将来に活かしたいと思った。
・何がダメで何が原因なのか試行錯誤する力が着いた。
参加チームをサポートした教員の感想:
・生徒にとって大変良い学習そして研究です。
・授業で得られない成長がありました。
・生徒ができなかったコトが、どんどんできるようになっていく。試行錯誤してくれる。課題探求してくれる。とても素敵なプログラムだと感じました。
※本プログラムは、新型コロナウイルス感染症対策として手指のアルコール消毒、記念撮影時以外でのマスク着用を徹底し、衛生面に十分に配慮した形で実施しました。
《本件に関する問い合わせ》
株式会社リバネス
担当:伊地知、濱田
TEL:03-5227-4198
E-mail:[email protected]