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中高生のための学会「サイエンスキャッスル」2017関東大会 120演題から受賞演題が決定
2017.12.282017年12月23日(土)に、中高生のための学会「サイエンスキャッスル2017」の関東大会を開催しました。関東大会は6年目の実施、11都道府県38校195演題から選ばれた120件(口頭12件、ポスター108件)の発表が行われました。
【審査結果】
<口頭発表>
発表# | タイトル | 学校名 | 代表者 | 受賞 |
1 | 粘菌は三次元の迷路が解けるのか | 東京大学教育学部附属中等教育学校 | 小林 千紘 | 優秀賞、リバネス賞 |
2 | 紫外線による鉄電極電池の電圧上昇と赤鉄鉱の生成 | 大田区立蒲田中学校 | 髙木 駿 | 優秀賞 |
3 | お盆のような月の輝きに迫る 続編 | 岐阜県立岐阜高等学校 | 田島 怜一郎 | 最優秀賞 |
4 | 人間が一番記憶に残る勉強法を探る | 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校 | 塩田 航佑 | 優秀賞 |
5 | 給仕ロボット「ペンちゃん」 | 渋谷教育学園幕張中学校 | 立崎 乃衣 | 優秀賞、大会特別賞 |
6 | PWM制御による逆起電力の利用 | 工学院大学附属高等学校 | 山本 衛門 | 優秀賞、大会特別賞 |
7 | 緑色光照射が及ぼす魚類の成長速度の変化 | 浦和実業学園中学校高等学校 | 長 将仁 | 優秀賞 |
8 | 膜を用いた”海水淡水化”への挑戦 | 国立大学法人 千葉大学 教育学部附属中学校 | 藤堂 博仁 | 優秀賞 |
9 | 河川の自然浄化の研究(硝化作用の最適条件を探る) | 宮城県仙台第二高等学校 | 勝又 清馨 | 優秀賞 |
10 | 環境DNAを用いたヤリタナゴの生息域調査方法の確立 | 静岡県立掛川西高等学校 | 松下 稜 | 優秀賞 |
11 | ヘビ毒を用いたアルツハイマー型認知症の治療 | 成蹊高等学校 | 前田 ちひろ | 優秀賞 |
12 | 『我が家の犬』の遺伝子検査に関する研究 | 早稲田大学高等学院 | 池田 秀斗 | 優秀賞 |
<ポスター発表>
発表# | タイトル | 学校名 | 代表者 | 受賞 |
6 | メタルペンの素材について | 国立大学法人 千葉大学 教育学部附属中学校 | 宮地 美帆 | ポスター特別賞 |
15 | 口腔内常在菌に対するマグネシウムイオンの影響 | 群馬県立太田女子高等学校 | 小川 萌歌 | 優秀ポスター賞 |
24 | 土地の気候と作物の糖度との関係 | 山梨英和中学校・高等学校 | 青柳 華花 | 優秀ポスター賞 |
40 | ゼニゴケの再生能力 | 東京大学教育学部附属中等教育学校 | 西林 伶華 | 優秀ポスター賞 |
44 | 3種のカエルの生存戦略 | 宝仙学園高等学校 理数インター(共学部) | 陳 亦葉 | 優秀ポスター賞 |
45 | アサリの振動による浄化能力の変化 | 東海大学付属浦安高等学校・中等部 | 林 颯一郎 | 優秀ポスター賞 |
66 | 実験室に生態系を再現する取り組み2 | 浦和実業学園中学校高等学校 | 米山 慶亮 | 優秀ポスター賞 |
80 | 密度によるコケ構成微生物の違い | 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校 | 福田 晴 | 優秀ポスター賞 |
91 | 二酸化炭素から消火剤をつくる | 東京都立戸山高等学校 | 齋藤 絵夢 | 優秀ポスター賞 |
105 | オオカナダモの成長と光の関係 | 国立大学法人千葉大学教育学部附属 | 石橋 明音 | 優秀ポスター賞 |
57 | トライアングルの力を100%引き出す為の周波数解析 | 文京学院大学女子高等学校 | 増本 雛乃 | 最優秀ポスター賞 |
【大会概要】
日時:2017年12月23日(土・祝) 10:00〜17:10
場所:TEPIA先端技術館(〒107-0061 東京都港区 北青山2-8-44)
主催:サイエンスキャッスル2017実行委員会
共催:TEPIA(一般財団法人高度技術社会推進協会)
パートナー:株式会社アトラス、一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構、Seeed株式会社、THK株式会社、特定非営利活動法人日本モデルロケット協会、バイテク情報普及会、Lockheed Martin Corporation
後援:青森県教育委員会、秋田県教育委員会、岩手県教育委員会、岩手大学、熊本県教育委員会、弘前大学COI研究推進機構、福島県教育委員会、宮城県教育委員会、山形県教育委員、応用物理学会、高分子学会、電気学会、日本海洋学会、日本数学会、日本生物物理学会、日本生理学会、日本地質学会、日本統計学会、日本動物園水族館協会、日本人間工学会
<関東大会の特徴1〜小学生から大人まで、多様な研究者が集まる場〜>
口頭、ポスターの発表(審査対象)に加え、各種企画ブースでも小中学生の研究発表が行われました。
<小中高生の研究発表を行う企画ブース>
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108件のポスター審査は、博士号をもつリバネスの研究者に加え、大学・研究機関に所属する博士課程以上の大学院生・研究者によって行われました。
<ポスター審査を行う大学院生・研究者の所属先>21大学・研究機関
千葉大学/総合研究大学院大学/中央大学/帝京大学/東京工科大学/東京工業大学/東京大学/東京農工大学/東京理科大学/三重大学/山梨大学/横浜国立大学/学習院大学/群馬大学/政策研究大学院大学/国立環境研究所/産業技術総合研究所/理化学研究所/がん化学療法センター/国際農林水産業研究センター/Lawrence Berkeley National Laboratory |
<関東大会の特徴2〜研究から世界を変える事業は生まれるのか〜>
リバネスでは、新型風力発電機を開発し台風発電を目指すチャレナジーや、腸内細菌叢のメタボローム解析により腸内環境デザインを行うメタジェンなど、研究成果を社会に実装し人類を一歩前進させようとする多くの研究者の事業化をサポートしてきました。世界を変えようとする研究者の熱を直に感じ、自分の研究はどんな未来につながるか、中高生が考えるきっかけとしていくつかの企画を行いました。
<企画内容(抜粋)> ・講演「タンクで作る肉が世界を救う!」(インテグリカルチャー株式会社 代表取締役 羽生 雄毅 氏) ・ブース企画「リアルテック未来会議」(インテグリカルチャー株式会社、株式会社エイシング):リバネスがサポートするベンチャー企業と中高生が、自社の研究・技術を用いて現在想定している以外にどんな活用方法があるのか、それはどんな未来につながるのか議論しました。 |
また、以下2件の中高生向け研究費の申請募集中です。
ぜひお申込みください。
<マリンチャレンジプログラム第二期>(海・水産に関する研究費・研究支援)
・研究費5万円+研究者によるメンタリング活動
・2018年4月に採択決定
・2018年7〜8月に各地方大会、その後選抜チームは2019年2月に全国大会
・大会交通費支給あり
・応募締切:2018年2月13日(火)
詳細:https://marine.s-castle.com/2017/12/17/2018boshu/
<第三回リバネス研究費>(研究分野問わず、研究を支援)
・研究費5万円+研究者によるメンタリング活動
・2018年12月に開催するサイエンスキャッスルへ参加することが望ましい
・大会交通費支給なし
・応募締切:2018年1月31日(水)