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サイエンスキャッスル2021九州大会速報:鹿児島県立 鶴丸高校二反田 愛 さんが最優秀賞を授賞。
2022.03.222022年3月19日(土)にサイエンスキャッスル2021九州大会がTKP熊本カンファレンスセンターとオンラインにてハイブリット形式で開催され、最優秀賞と特別賞の受賞チームを決定いたしました。
サイエンスキャッスルは2012年に、研究に挑戦する中高生のための学会として開始。民間企業、大学、研究者の学会が応援いただき、現在は国内5大会、日本最大級の学会に成長。未来を担う研究者の登竜門として、多くの中高生が巣立つ場です。
当日は九州地域の中学校・高等学校で研究活動に取り組む生徒らを中心に口頭発表10演題、ポスター発表58演題の発表が行われました。※すべてのプログラムは感染症対策の上、実施いたしました。
サイエンスキャッスル2021 九州大会は、九州大会パートナー(熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアム、KMバイオロジクス株式会社)様、サイエンスキャッスル2021パートナー(企業・大学13機関)の協力のもと実施いたしました。また、ポスター発表では発表者との議論に参画する研究コーチとして大学院生、博士号取得者等の研究者にもご参加いただきました。
栄えある最優秀賞に輝いたのは、「鹿児島県立 鶴丸高校 二反田 愛 さん 」でした。
テーマは「火山灰の消臭効果のメカニズムを探る」です。本研究では,火山灰の新たな活用法(猫用トイレ砂としての活用法)を探るべく、悪臭のを代表格であるアンモニアの吸着効果の可能性に仮説を立て、実験・検証を行った。本実験においては,桜島と阿蘇山の火山灰とシラスバルーン(シラスを高温発泡させたもの)の各単体でのアンモニア吸着試験を行い,火山灰がもつ多様な消臭のおおまかなメカニズム(間接的・直接的・中和的消臭)について、地域貢献とその実現というビジョンへの期待を込めての受賞でした。
【受賞結果】
<口頭発表>
サイエンスキャッスル2021 九州大会 最優秀賞
二反田 愛 さん鹿児島県立 鶴丸高校
火山灰の消臭効果の メカニズムを探る
サイエンスキャッスル2021 九州大会 熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアム賞
出水 怜哉さん熊本県立芦北高等学校
ヘドロを用いたアマモ栽培の挑戦 ・熊本豪雨災害の復興
また、今回多数の演題申請の中から厳正なる書類審査をもとに口頭発表に選出された計10演題には、その栄誉を讃え、サイエンスキャッスル2021九州大会 優秀賞が授与されました。
サイエンスキャッスル2021 九州大会 優秀賞
大野 泰史(熊本学園大学付属中学校・高等学校)
ウリハムシは、思ったよりキュウリに行かない?
中野 兼希(熊本県立熊本高等学校)
スマートフォンの充電ができるゲル電池の製作
今本 天音(熊本県立熊本農業高等学校)
食品廃棄物を利用した持続可能な畜産経営の実践
最上 加奈子(熊本県立鹿本農業高等学校)
山鹿産和紅茶を使用した商品開発と普及活動に関する研究
津田 賢太郎(三田国際学園中学校・高等学校 )
画像解析技術を用いた新規抗生物質生産菌の探索
原田 優雅 (山口県立宇部高等学校)
塩分濃度がアメリカザリガニに与える影響について
佐藤 鈴音(熊本県立第二高等学校)
バタフライピー(蝶豆)と根粒菌の共生について
篠崎 雄太 (学校法人鎮西敬愛学園敬愛高等学校)
排熱利用で車を動かす
日名子 枢(大分工業高等専門学校)
合金の酸化皮膜を用いた簡易かつ簡便な光の干渉の教材化
津田 純(鳥取県立鳥取西高等学校)
校地内の自然エネルギーを利用した 空調システムの開発
<ポスター発表>
サイエンスキャッスル2021 九州大会 ポスター最優秀賞
山下 純基(熊本県立東稜高等学校)
アブラコウモリのナイトルーストの利用状況と季節変化
サイエンスキャッスル2021 九州大会 ポスター優秀賞
小林 佳澄瑠(熊本学園大学付属高等学校)
光合成細菌が植物の生育に与える影響について
上村 晴(熊本県立熊本農業高等学校)
豚脂の有効利用に関する研究
野田 大輝(佐賀県立致遠館高等学校 )
分子構造から考えるクマリンの発芽抑制
鎌迫 兼音(鹿児島県立甲南高等学校)
ニホンミツバチはなぜ五角形の巣を作ったのか
長谷川 蒼(福岡工業大学附属城東高等学校)
流星を探れ
リバネスでは今後も中高生の研究活動を支援してまいります。
発表チームのみなさま、開催にあたりご助力いただいたすべての方に感謝申し上げます。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社リバネス 教育開発事業部(担当:齊藤)
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