- お知らせ
- 関西大会のお知らせ
関西大会 発表校要旨一覧:ポスター発表
2014.12.012014年度関西大会の発表テーマの要旨を公開しております。
サイエンス・キャッスルでは、当日聴講を希望する中学生・高校生や中高教員のみなさまを募集しております。以下に要旨を記載する発表を聴講できるだけでなく、研究に関わった中高生、教員と直接コミュニケーションを取ることが可能です。以下にて参加申込を受け付けております。
https://s-castle.com/join.html
※発表時間は変更になる場合がございます。
関西大会 ポスター発表テーマの要旨一覧
[box color=”lgray”]白浜町の外洋と内湾の生物分布と水質調査 ② ( 大阪市立汎愛高等学校 2年生普通科理系選択生徒 )
口頭発表掲載ページの要旨をご確認ください[/box] [box color=”lgray”]
大和川の水質調査 ( 大阪市立新北島中学校 科学部 )
大和川の河口付近の水質調査を3年以上継続して行っている。pH、COD、NH4+、NO3–、NO2–、溶存酸素濃度などを調べて、季節的変動や日変化などを調べている。一部のデータについては、関連が明らかになった部分もあるが、変化についてまだまだ関連が分かっていない項目も多い。大和川河川事務所や住之江下水処理場、和歌山大学の指導を受けながら活動を行っている。その他にも大和川の上流で水質調査を行ったり、水生生物を調べたりしている。[/box] [box color=”lgray”]
Let's go to Mars! ( 追手門学院大手前中学校 )
なぜ人類は火星を目指すのか?火星には生命は存在するのか?そのような問題を解決するために、新たな宇宙開発の方法を提案する。発表の際には、レゴマインドストームを用いて来場者にも楽しく理解してもらう発表形態を考えている。火星探査の意義をともに考える場になればと願っている。[/box] [box color=”lgray”]
京都府久美浜湾の水塊特性 ( 甲南高等学校 理数コース水質調査班 )
口頭発表掲載ページの要旨をご確認ください[/box] [box color=”lgray”]
クマムシの体液循環 ( 京都府立木津高等学校 )
<クマムシには循環系はない>と言われているが、体液中に浮遊する体腔球を観察すると肢の動きと連動しているように思われた。また樽直前・吸水後の肢の動きにも法則性があるように思え、筋肉構造も含め研究をおこなった。肢の動きを止めると、体液が流動しなくなった。クマムシは肢をピストン運動して、肢内にためた体液を体内に循環させていた。一見歩くように見える運動はこのピストン運動ではないかと推定し、これが循環に関連していると考える。[/box] [box color=”lgray”]
農業活動が河川水質に与える影響 ( 京都府立木津高等学校 )
地域の景観や風土を形成するはずの農業が近隣の自然環境にどのような影響を及ぼしているのか河川水質から調べてみようと考えた。調査河川は木津川市から笠置町までの範囲の木津川に流れ込む支流を対象に実施した。流央付近より水を採取し分析を行った。茶園からの肥料流失の実態を調査する目的で木津高等学校附属農場茶園より流れ出る暗きょ排水を随時分析した。河川水中の農薬分析は滋賀県立大学環境科学部須藤研究室で濃縮処理を行い同大学のLCMSで定性分析を実施。ネオニコチノイド系農薬は、株式会社日吉においてLC/MS/MSにより分析を行った。[/box] [box color=”lgray”]
ゆめちから栽培研究 テントウムシと五つのパン計画 ( 和歌山信愛高等学校・中学校 科学部 )
口頭発表掲載ページの要旨をご確認ください[/box] [box color=”lgray”]
蜃気楼の発生方法・観察方法 ( 兵庫県立宝塚北高等学校 園芸部基礎研究班 )
口頭発表掲載ページの要旨をご確認ください[/box] [box color=”lgray”]
ウミガメの産卵観察 ( 関西大学北陽中学校 科学部 )
われわれは2010年度より定期的に和歌山県のみなべ町を訪問し、うみがめの産卵観察を行っています。昨年度は8月に訪問し、産卵の様子を観察することはできませんでしたが、ウミガメが卵から孵化し、砂地から顔を出している様子を観察することができました。本年度は、さらに産卵回数が多い7月半ばに訪問し、ウミガメの産卵の様子を観察することに成功しました。発表では、観察したウミガメの産卵の様子、現地で活動するボランティアスタッフへのインタビューを、すべて英語により発表する予定です。[/box] [box color=”lgray”]
缶サット甲子園全国優勝を目指して ( 和歌山県立桐蔭高等学校 科学部 )
缶サット甲子園という全国大会に本校は7年連続出場している。空き缶サイズの人工衛星を自作し、その人工衛星を使用して様々な測定データを取得し、そのデータを加工して結論に結びつける大会です。優勝するとアメリカで開催のARLISSという大会にオブザーバー参加できます。本校は2010年に全国優勝をし先輩はアメリカへ行ってきました。今年も優勝するぞと今、夏休みにすべての時間を費やして取り組んでいる所です。ロケットにて上空まで運ばれ、高度200mの地点より缶サットが放出されます。夢とアイデア、技術が結集した缶サット。2年間通して行ってきた缶サットの取り組みを全国の中高生に紹介したいです。[/box] [box color=”lgray”]
風車で植物を育てられるか ( 兵庫県立宝塚北高等学校 園芸部実践研班 )
口頭発表掲載ページの要旨をご確認ください[/box] [box color=”lgray”]
木を燃やすとなぜ目や鼻が痛くなるのか ( 兵庫県立宝塚北高等学校 化学部 )
口頭発表掲載ページの要旨をご確認ください[/box] [box color=”lgray”]
天野川の水質調査 ( 枚方市立さだ中学校 科学部 )
昨年度より、科学技術信仰機構の支援の下、枚方市内を流れる天野川水質調査を実施しています。天野川およびその支流の尺治川において、CODやアンモニア態窒素・リン酸態リン等をパックテストで調べたり、環境指標生物を調べて水質の変化を調査しています。尺治川では1箇所。天野川では3箇所を定点調査していますが、パックテストの結果では、水温が上がると水質が悪化することや、天野川では、必ずしも上流より下流のほうが水質が汚れているとは言えないことなどがわかりました。その点、環境指標生物の調査では下流に行くほど、水質が悪化しているという結論が出ています。[/box] [box color=”lgray”]
ニッポンバラタナゴの保護池(RE-1)におけるプランクトン調査と水質調査 ( 清風中学校 生物部 )
清風中学生物部では、絶滅危惧ⅠA類に指定されているニッポンバラタナゴの保護活動を行っています。ニッポンバラタナゴはドブガイという淡水の二枚貝に産卵するという特殊な繁殖方法をとります。その産卵床となっているドブガイは、幼少期(グロキディウム)にヨシノボリのヒレなどに寄生し、成長、ともに、自ら離れ、着底します。つまり、ニッポンバラタナゴを保護するにはドブガイの保護が必要となり、そのためにはヨシノボリの保護も必要です。そのため、本校の生物部では、ニッポンバラタナゴだけでなく、ドブガイを含めた生態系そのものの保全活動をおこなっています。その中でも僕たちはプランクトンに興味を持ち、2013年からプランクトンの調査を行いました。[/box] [box color=”lgray”]
西脇高校が立地する兵庫県中部地域の基盤岩の形成史 ( 兵庫県立西脇高等学校 地学部マグマ班 )
口頭発表掲載ページの要旨をご確認ください[/box] [box color=”lgray”]
兵庫県南部地震の余震による地盤変動と宅地整備の提言 ( 兵庫県立西脇高等学校 地学部都市環境班 )
口頭発表掲載ページの要旨をご確認ください[/box] [box color=”lgray”]
ペットボトルロケット 日本代表への道 ( 兵庫県立芦屋国際中等教育学校 科学同好会 )
本校の科学同好会はペットボトルロケットの研究を進め、7月に行われたJAXA主催の全国大会では日本代表の座を勝ち取ることができました。その日本代表の座を射止めるまでは、毎日研究を進めていきました。ペットボトルロケットの研究の中では、空気抵抗や複雑な力学に触れることができました。ペットボトルロケットの中に隠された物理学をまとめて発表したいと思います。[/box] [box color=”lgray”]
ヨーグルト発酵に関する考察 ( 大阪府立和泉高等学校 科学部 )
口頭発表掲載ページの要旨をご確認ください[/box] [box color=”lgray”]
無菌培養による金鯱(Echinocactus grusonii)の生育促進および大量増殖に関する総合的研究 ( 大阪府立園芸高等学校 バイオ研究部 )
口頭発表掲載ページの要旨をご確認ください[/box] [box color=”lgray”]
雨水組成と広域的気流の関係についての研究 ( 大阪府立堺東高等学校 地学部 )
口頭発表掲載ページの要旨をご確認ください[/box] [box color=”lgray”]
富田林市の絶滅寸前のゲンジボタルをついに発見! ( 大阪府立富田林高等学校 科学部 ホタル班 )
昨年の調査で,富田林市内のゲンジボタルは絶滅寸前であることが明らかとなった。その減少要因をさらに詳細に把握するために,幼虫の生息環境として重要な水質,底質,そして餌のカワニナ類の生息状況の移り変わりについて調査を行なった。石川は1970年代にはすでに水質汚濁が激しく,カワニナ類が確認できなくなり,1980年代には河岸が護岸化され,幼虫の生息環境を一層悪化させた。最近の生息情報をもとにカワニナ類の調査をおこなったところ,佐備川の支川で生息密度が比較的高い場所が見つかり,6月7日ついにゲンジボタルの成虫を発見した。今後は富田林産のゲンジボタルの増殖に取り組みたい。[/box] [box color=”lgray”]
放射線と私たちの生活 ( 京都光華高等学校 プリムラコース2年 )
初めに放射線について放射線の基礎知識、自然被曝等について調べた。自然被曝とは日常生活における被曝のことであり、その被曝量は地域によって異なる。特に海外では日本の10倍以上の地域もある。しかし例え高線量地域でも、自然被曝による人体への影響はないとされている。更に私たちはその知見をもとに、低線量被曝問題を考察した。確率的影響に閾値が存在するかについては多くの論争があるが、私たちは世界各地域の自然被曝の影響を考慮したうえで、年間被曝量10mSvに新たに目安値という基準を設けることを提案した。目安値を定めることで低線量被曝に関する政策、対策等について新たな認識が生まれてくると考えられる。[/box] [box color=”lgray”]
太陽黒点観測2013-2014 ( 兵庫県立三田祥雲館高等学校 天文部太陽観測班 )
私たち三田祥雲館高校天文部は日頃より太陽黒点のスケッチ、及び一眼レフカメラによる観測を行っています。日頃の観測より求めた太陽の自転周期の算出、また太陽黒点のスケッチ観測と一眼レフによる画像の比較の結果よりわかることを報告します。[/box] [box color=”lgray”]
電波観測による流星群の活動 ( 兵庫県立三田祥雲館高等学校 天文部流星観測班 )
流星電波観測は昼夜の時間、天候及び月明にも左右されない非常に有効な流星観測手段です。私たちは学校で継続して流星電波観測をしています。この観測結果からわかる流星群の活動について報告します。[/box] [box color=”lgray”]
小惑星Sandashounkanの測光観測 ( 兵庫県立三田祥雲館高等学校 天文部 )
口頭発表掲載ページの要旨をご確認ください[/box] [box color=”lgray”]
変化アサガオの秘密にせまる ( 奈良県立青翔中学校 1年有志 )
アサガオの野生型は青く丸い花と三つに尖る葉である。しかし、我々が栽培した変化アサガオ4品種には、柳の葉の様に細長い葉を持つ株、リンドウやナデシコの様な形態の花をつける株などが出現した。同じ品種の種子から3種類の花と2種類の葉をもつ株が2品種、3種類の花と1種類の葉が1品種に出現した。種子を形成しない株があり、葉は柳葉、花弁が深裂し、子房がなく、柱頭が3裂するとわかった。花弁の深裂する個体は柱頭も3裂することから、花弁の深裂と柱頭の3裂は同じ遺伝子が関係すると考えた。また、花弁が表側へ巻き込む株は、葉の表裏の気孔の数がほぼ同数であることから、葉と花弁の形成時に表裏の軸に変異があると考えられる。[/box] [box color=”lgray”]
バナナの皮のキリン化現象 ( 京都府立桃山高等学校 グローバルサイエンス部 )
口頭発表掲載ページの要旨をご確認ください[/box] [box color=”lgray”]
11年間のアカネズミの個体数変動~気候変動との関係性の再考察~ ( 甲南高等学校 理数コース特別実験ネズミ班 )
我々は、京都久美浜において11年間、小型哺乳類の個体数調査を行った。その結果、アカネズミが0頭から19頭の間で変動しており、昨年の解析結果より1月の降雪量と3月の気温が影響していることがわかった。しかし、この結果で2014年の予測をしたところ、予測はぶれており、このデータのまとめ方では要因との関連性は明確にはわからなかった。このことからより精密な解析が必要だということがわかった。今回、我々は月ごとにデータを区切るのではなく、降雪の多さや気温の変化の具合など、より詳細にデータをまとめて解析を行い、個体数と気候変動との関係性を解明することを目的とし、その結果を発表する。[/box] [box color=”lgray”]
遺跡のモモ核から日本のモモのルーツにせまる ( 奈良県立青翔高等学校 探究生物班 )
口頭発表掲載ページの要旨をご確認ください[/box] [box color=”lgray”]
プランクトン2種の大発生メカニズムの解明 ( 甲南高等学校 理数コース特別実験プランクトン調査班 )
我々は、毎年京都府久美浜において、プランクトン調査を行っている。久美浜湾は、潟湖であり、湾の内外には、水質の大きな相違が見られ、動物相にも影響を及ぼしていると考えられる。そこで、湾の内外に設置した、6地点(湾内4地点、沿岸2地点)でプランクトンネットを用いた個体数調査を行っている。11年目となる今年の結果では、湾内外での、プランクトン相の違いが見られただけでなく、湾内では、放散虫が、沿岸部では、ヤコウチュウが、例年より明らかに多く見られた。そこで、過去10年間の個体数調査と水質調査の結果を踏まえながら、なぜこの2種が多く観察されたかを解明することを目的とし、その結果を報告する。[/box] [box color=”lgray”]
サリチル酸誘導体の蛍光について-基礎と応用- ( 京都府立桃山高等学校 グローバルサイエンス部 )
固体状のサリチル酸に紫外線を照射すると蛍光を発する。この現象に注目し、サリチル酸やその誘導体の蛍光について基礎的な研究を行ってきている。その基礎研究の続きとして、「溶液状態での蛍光」および「各種イオン添加の影響」を網羅的に調べた。また、この現象の応用例を開発すべく「植物に吸収させる実験」、「紫外線検出フィルムの作製」等を行った。その結果、「溶媒によって蛍光強度や蛍光色が変わる(ソルバトクロミズム様)現象の確認」や「添加イオンによって蛍光強度や蛍光色が変わる現象の確認」、「光るカイワレダイコンの作製」、「紫外線検出用フィルムの作製」に成功した。[/box] [box color=”lgray”]
表皮角化細胞株の増殖における遺伝子組み換えタンパク質精製および検査 ( AICJ中学高等学校 Team IB )
口頭発表掲載ページの要旨をご確認ください[/box] [box color=”lgray”]
Chemical Ecology of the Brassicaceae Plants ( 大阪府立住吉高等学校 サイエンス部 )
口頭発表掲載ページの要旨をご確認ください[/box] [box color=”lgray”]
三重県の海を守ろう-COD測定とプランクトン調査- ( 鈴鹿工業高等専門学校 生物応用化学科3年 創造工学演習グループ )
口頭発表掲載ページの要旨をご確認ください[/box] [box color=”lgray”]
虹の半径の測定 ( ノートルダム清心学園清心中学校 レインボー )
日常の中で見ることができる虹。雨の後やホースで水まきをしている最中など、いろいろな機会で見かけることができる。空に見る虹は大きく見え、水まきの時には小さく見える。つまり、見る場所によって虹の大きさは違うのか、それとも同じなのか。擬似的に虹を発生させ、その虹からの距離を変えることで大きさを調べてみた。その虹を弧と見なして、半径を測定することで大きさの違いがあるかを考えた。方法は段ボールに直径0.4mmのガラスビーズを貼り、太陽光に当てることで虹を擬似的に再現する。それをカメラで撮影・印刷し、中心を見つけ、半径を計算する。カメラと段ボールとの距離を変えることで大きさに変化があるかを調べてみた。[/box] [box color=”lgray”]
プリンの科学 ( ノートルダム女学院中学高等学校 高校科学クラブ )
手作りのプリンを用いて、かたさなどの性質を調べます。かたさの評価方法を検討し、計測し、また卵、牛乳の比率を変えて、変化の傾向を探ります。
[/box]
[box color=”lgray”]
ハッチョウトンボの生態調査Ⅱ~生き残りを懸けた戦略~ ( 島根県立浜田高等学校 自然科学部 )
口頭発表掲載ページの要旨をご確認ください[/box] [box color=”lgray”]
地域差による海水の塩分濃度の違い ( ノートルダム清心学園清心中学校 かいすい )
一般的に海水の塩分濃度は3%と言われているが、地域によって違いがあるのかを測定してみた。7月から9月にかけて海外を含む5つの場所の沖合、あるいは海岸で海水を採取し、それらを蒸発させることで残った塩の量を測定し、濃度を計算した。結果は、一般的に言われている値から3倍以上の濃度であることが分かった。しかし、実験する際に完全に蒸発していないまま量ったり、残った塩の中に不純物が混ざっていた可能性もあるため、1つの場所での測定を反省をもとにやり直してみた。[/box] [box color=”lgray”]
弓削島の特産品を使った手作り石けんの開発 ( 独立行政法人国立高等専門学校機構 弓削商船高等専門学校 科学実験同好会 1.2年生 )
現在、さまざまな種類の石けんが発売されているが、添加物などの問題から、オリーブオイル等から石けんを手作りする女性が増えている。また、弓削島における製塩の歴史は古く、地産品として藻塩を販売している。そこで将来的には商品化を目指し、弓削島の藻塩を用いた石けんの作製を行なった。オリーブオイル、太白ゴマ油、ココナッツオイル、パーム核油の組み合わせを変えた4種類の試作品を作製し、女性へのモニタリングを行った。その結果、太白ゴマ油とココナッツオイルの石けんの評価が1番高かったが、10~20代には逆に低い評価であった。また、オリーブオイルとココナッツオイルの石けんは10代~30代に高い評価であった。[/box] [box color=”lgray”]
田んぼは発電する ( 奈良県立青翔高等学校 探究科学生物発電班 )
口頭発表掲載ページの要旨をご確認ください[/box] [box color=”lgray”]
よく消せる消しゴムを求めて ( ノートルダム清心学園清心中学校 3年Aクラス )
【目的】私達は毎日、授業やテストで消しゴムを使う。そこで、どのメーカー、色、種類の消しゴムが最も消しやすいのか疑問を抱いた。
【方法】
- 「あ」を20個書き写す。
- 10種類の消しゴムでそれぞれ2回ずつ縦に消してその消した数の往復を数える。
【結果】3種類の消しゴムが消しやすいことがわかり、この3つで続けて実験を行いました。
【方法】
- 「あ」を30個書く。
- 実験する3種類の消しゴムをそれぞれ5回ずつ縦と横に消し、消した数をかぞえる。
- 1を3人の人にやってもらい、同じ人が消します。
【結果】MONOブラックが消しやすい傾向があり、ホワイトはこの中では消えにくかった。縦横は、大きな差が見られなかった。[/box] [box color=”lgray”]
カビ・細菌はどこにいる?衛生的な生活を送るには ( ノートルダム清心学園清心中学校 3年Bクラス )
【目的】梅雨の時期になると悩まされる事の1つとして、カビが挙げられる。どんな環境が1番カビが出来やすいかということに疑問をもった。このことが分かるどこを意識的に掃除すれば良いかがわかり、衛生的な学校生活が送れる。
【方法】食品衛生検査で使用されているペトリフィルム(3Mヘルスケア)を用いた。種類はカビ、一般菌群、大腸菌群である。検査する場所を湿らせた綿棒で拭き取り希釈し、希釈液体1mLをプレートに摂取し2日放置して、コロニーを観察する。
【結果】便器など抗菌加工がしてあるところにはカビはいなかった。一般菌群はどこにでもいた。大腸菌はバケツや台布巾にいた。[/box]
[box color=”lgray”]
降水確率50%で雨が降るのか ( ノートルダム清心学園清心中学校 3年Cクラス )
【目的】私たちは毎朝の天気予報と降水確率を見て、傘を持っていくべきなのか迷うことがあり、何%以上で雨が降る確率が高くなるのか疑問に思った。そこで、毎朝メディア(新聞・ニュース・インターネット)を使って岡山県南部での天気予報を調べた。新聞やテレビなどで報道される天気予報の降水確率を調べて自分たちの判断に役立てようと思った。
【方法】9月2日から10月2日(土日・祝日を含まない)までの降水確率と天気予報を、山陽新聞・朝日新聞・読売新聞(新聞はすべて朝刊)・グットモーニング(テレビ朝日)・あさチャン(TBSテレビ)・気象庁から調べた。このデータを基に実際の降水確率をだした。
【結果】まだ調査中です。[/box]
[box color=”lgray”]
コラッツ問題に類するan+bを考察する ( 奈良県立青翔高等学校 sshコース2年4組数学M2班 )
コラッツ問題とは、「正の数nをとり、これが奇数なら3倍して1を加える。偶数なら2で割る。これを繰り返すとはじめにどんなnを選んでも、いつかは1→4→2→1を繰り返す」。このことは、nが4兆まではコンピューターで確かめられてるが、数学的に証明されておらず未解決問題である。我々はこの問題の偶数と奇数の場合分けを拡張した操作を考え(例、nが3で割り切れるなら3で割る。nが3で割ると1余るなら4倍して1を引き、2余るなら4倍して2を引く)数値実験を行いコラッツ問題にせまる。[/box] [box color=”lgray”]
再生可能エネルギー~小水力発電と潮力発電の可能性~ ( 京都光華高等学校 2年プリムラコース )
日本のエネルギー政策の大きな転換点となった東日本大震災以降、再生可能エネルギーを利用した発電に注目が集まっている。私たちは今回、再生可能エネルギーのうち、日本の豊富な水資源による水力と潮力に注目した。そこで小水力発電、潮流発電の種類や現状、メリットやデメリットを調査し、それらを考察して、今後更に水力発電を普及させるための実用化計画を立てた。[/box] [box color=”lgray”]
バイオエタノール生成実験~日本でバイオエタノールを普及させるには~ ( 京都光華高等学校 プリムラコース2年 )
次世代エネルギーとして注目されているバイオエタノールの生成実験を行いました。私たちはバイオエタノールに関する基礎知識現状、カーボンニュートラルなどを調べ、長浜バイオ大学の先生から講義を聞いて製造法や日本で普及する際の課題について学びました。そこからセルロースを含む産業廃棄物を原料としてバイオエタノールを作ること目的として、原料の調達、生成実験を行いました。原料調達では様々な調査の結果、畳工場から廃棄物のイグサを分けてもらうことができました。その原料をもとに長浜バイオ大学の施設利用して、実際にバイオエタノールを生成することができました。その結果を考察し見えてきた課題等をポスターにまとめました。[/box] [box color=”lgray”]
ゆめちから(小麦)の栽培実験 ( 兵庫県立神戸商業高校 理科研究部 )
ゆめちからとは、敷島パンが開発した日本の高温多湿の風土での生育に適した品種である。この小麦を使った自給率200%プロジェクト「ゆめちから」栽培研究プロジェクトに応募し、種子を譲り受け栽培した。
神戸商業高校には、小麦を栽培する場所、または大型のプランターを設置する場所がない。そこで、イネの栽培ではよく行われているペットボトル栽培 1) それとあわせて、ビニル袋とプランターでの栽培を試み、学校でもできる小麦の栽培方法を探ることにした。また、肥料の成分組成を変え、収穫量に与える影響を調べた。[/box]
[box color=”lgray”]
スナゴケの成長促進と屋上緑化計画 ( 日生学園第一高等学校・附属中学校 BIO SCIENCE CLUB )
口頭発表掲載ページの要旨をご確認ください[/box] [box color=”lgray”]
“火星の水”歴史~火星の水が現在に至るまでどのような道をたどったか~ ( 京都市立紫野高等学校 夏のポスター発表有志 )
昨今,地球の環境変動に伴い,火星へのテラフォーミング(移住)が話題となっており,「火星」が身近に感じるようになった。テラフォーミングの実現には,必要なことがたくさんあるが,私は”水”に関して興味を持った。火星にはかつて液体状の水が存在したことが分かっているが,今は液体では存在していない。そうなった経緯が分かれば,テラフォーミングの実現に近づくことができるのではないかと考え,色々と調べ,考察をしてみた。[/box] [box color=”lgray”]
メダカがお見合いする時間と配偶者選択の相関 ( 京都市立堀川高等学校 自然探究科2年 )
口頭発表掲載ページの要旨をご確認ください[/box] [box color=”lgray”]
癌誕生のプロセスと現在のがん治療 ( 京都市立紫野高等学校 夏のポスター発表有志 )
現在の日本で三大死因のトップである[癌]という病院について知り,また,現在の治療法についても知る。そして,自分で未来の治療法を考えることを目標とする。[/box] [box color=”lgray”]
催眠法の有効利用 ( 京都市立紫野高等学校 夏のポスター発表有志 )
人というのは普段,自分が本来持っている能力のほんの一部しか使っていないという話はどこかしらで聞いたことがあるだろう。運動能力,記憶能力など,思えば100%活用できていないと感じるところはあるだろう。では,なぜ僕たちはそのように本来ある力を使えないでいるのだろう?そこをコントロールしているのは何であり,なぜそうしているのだろう。僕は人の「潜在意識」と,それを操ることのできる「催眠法」を研究して,人の本来の力を有効利用できないか調べてみた。[/box] [box color=”lgray”]
洗剤の作製と生物発光による洗濯廃液の研究 ( 済美高等学校 自然科学部化学班 )
衣類の洗剤として、洗浄能力が高いが色落ちしない洗剤の作製を目的として活動している。また、作製した洗剤の環境への影響も検証する。
洗剤作製班、環境検証班に分かれて研究を進めている。
作製については、まず洗剤の成分のうち界面活性剤の最適な濃度を調べるため、しょうゆ等でガーゼを汚し、様々な濃度の界面活性剤の濃度の溶液につけ、汚れの落ち具合を調べた。
また環境への検証については、洗濯後の廃液でどのくらい生物が生きられるかを指標とし、それを調べる方法を考案した。ホタライトを用いて微生物の存在・生死を目視にて確認する方法である。
発表までに作製した洗剤を検証するところまで進めたいと考えている。[/box]
[box color=”lgray”]
クモと昆虫類についての発表 ( 滝川中学・高等学校 生物部 )
- コガネグモとジョロウグモの巣をつくる「糸」と、特殊な場合に用いる「糸」について発表します。僕は小学1年からクモに興味を持ち、観察を続けています。
- 僕たち、生物部では、一昨年の春から学校(神戸市須磨区)周辺における昆虫相の調査、観察を継続的に行っています。周辺の環境は、雑木林や草地が多くあり、住宅地に隣接しているにもかかわらず、昆虫類が数多く生息している魅力的な場所です。それらを観察、採集して季節ごとの出現の表を作成しました。また、標本の一部を展示します。
缶サットからCUBE-SATへの挑戦 ( 大阪府立茨木工科高等学校 SST.R&D(スーパー・サイエンス・テクノロジー・研究開発部) )
口頭発表掲載ページの要旨をご確認ください[/box] [box color=”lgray”]
屋久島の美味しい水を求めて ( 岡山理科大学附属中学校 SSH森と水探究グループ )
私達は、毎日1.5リットルくらいの水を飲んでいます。ペット水を利用することが多く、いろいろな水の味が違うのではないかと思い始めました。学校のスーパーサイエンスでの自然体験で、「屋久島の森と水の研修」があり、私達はそれに参加して、自然遺産の森で水の調査をしようと考えました。みんなで水を飲んで、自然本来の湧き水で、味や化学性を確かめようということになりました。屋久島は水が美味しいと聞いたので、屋久島の水の味や成分の違いを比べ、ペット水と比べたり水道水と比べることで自然本来の水質と美味しさを追求することを計画しました。[/box] [box color=”lgray”]
コウノトリの保護活動について 夏合宿から ( 関西大学北陽中学校 科学部 )
本校の科学部は、8月上旬の夏季休暇を利用して夏合宿を行っている。今年度は兵庫県豊岡市にあるコウノトリの郷公園を訪問し、コウノトリの生態や現地での保護活動について学んだあと、ゲージで飼育されているコウノトリの観察を行った。さらに場所を、竹野シュノーケリングセンターに移し、ウニの発生に関する実験を行い、受精卵が細胞分裂によって細胞の数を増やしていく様子を観察した。また翌日には磯観察を行い、ウミウシやクモヒトデ、タツノオトシゴなどの磯の生物を観察した。当日は、ウミガメの産卵観察については中学2年生が、この発表については中学1年生がそれぞれ発表を行い、本校の校外活動を利用した取り組みについて報告する。夏の合宿について[/box] [box color=”lgray”]
The color distinction experiment of jellyfish ( 大阪府立住吉高等学校 SS科学Ⅱクラゲ班 )
We used and investigated “takokurage” about change of movement by light and a color. And change by them was able to be checked.[/box] [box color=”lgray”]
親和女子高等学校とその周辺におけるセミの抜け殻調査2014 ( 親和女子高等学校 生物部高校2年生 )
セミは自然環境により生息する種がある程度決まっていると考えられている。本校生物部では、2013年より、本校が自然豊かな六甲山と市街地の二つの環境の間にあるという立地条件を利用し、環境によって生息するセミの種類が変化するのかを調査した。
その結果、いずれの年においても本校より六甲山に近い山側の調査地ではアブラゼミが多く、本校から市街地側の調査地ではクマゼミが多いという傾向がみられた。山側と市街地側で分布するセミの種類が異なるのは、調査地の間での何らかの環境条件の違いが影響していると考えられる。その条件の一つとして、調査地間の樹種の違いがどのように関係しているのかについて考察を進めたい。[/box]
[box color=”lgray”]
臨海実習実施報告 ( 親和女子高等学校 生物部中学2年生 )
生物部の夏季合宿として、神戸大学内海域環境教育研究センターマリンサイトで臨界実習を行いました。生物部の中学2年生から高校2年生まで、11名が参加し、ウニの発生の観察、海藻標本の作製、プランクトンの採集と観察を行いました。実習の概要と、実習を通して部員が学んだこと、疑問に思ったこと、興味をもったことなどをポスターにまとめて、ご紹介します。[/box] [box color=”lgray”]
プラナリアの再生の観察 ( 親和女子高等学校 生物部高校1年生と中学1年生 )
部活動をしている教室にある水槽のプラナリアに興味があり、高校生になったことを機にその再生能力について調べたいと考えた。そこで、プラナリアを切断したとき、切り方によって再生するまでにかかる時間や、再生がはじまる箇所が異なるのかに注目して以下の実験を行った。
実験に用いるプラナリアは5匹ずつ5つのシャーレに入れ、低温機で育てた。餌は最初の3か月間はイトミミズ、その後2か月間は鳥のレバーを薄く切ったものを、いずれも2日に1度与えた。実験の際には、シャーレに水を張って凍らせた上にプラナリアをのせて、動きを鈍らせた。そして6通りの方法で切り、それぞれ立てた仮説通りに再生が進むかどうか観察を行った。[/box]
[box color=”lgray”]
ペーパーディスクを使用した天然精油の抗菌効果の測定 ( 山村学園 山村国際高等学校 生物部 )
《研究の動機》天然精油(エッセンシャルオイル)は、植物から抽出された芳香成分である。そこで、芳香成分であれば抗菌作用が存在すると考え(仮説)、抗菌効果の研究を開始した。 《研究方法》天然精油は香調表現と芳香成分から6組10種類を選んだ。また市販の除菌スプレーも対照として加えた。抗菌効果は測定値の定量化のために改良したペーパーディスク法により、寒天培地の納豆菌の増殖を阻害した阻止円を基準として、他の検体とを比較した。 《結果と考察》天然精油の抗菌効果は、芳香成分がもつ官能基の特性と芳香ノート(揮発性)に関係があった。また天然精油で作ったスプレーは、市販の除菌スプレーの抗菌効果より優れていた。[/box] [box color=”lgray”]
天然食品の食中毒菌に対する抗菌効果の測定 ( 山村学園 山村国際高等学校 生物部 )
口頭発表掲載ページの要旨をご確認ください[/box] [box color=”lgray”]
グリーンサラダの保存法 ( 山村学園 山村国際高等学校 生物部 )
≪研究の動機≫夏場のサラダは傷みやすい。そこで、夏期補習中の教室に置いたサラダを昼食時に安心して食べる保存法を考えた。 ≪研究方法≫先輩の抗菌の研究では酢を使用していたが、これは酸味が強くて美味しくない。そこでクエン酸の抗菌作用にヒントを得て(仮説)、今回はレモン汁(抗菌食材)をサラダに振りかけて、28℃と6℃の保存条件で研究した。 ≪結果と考察≫サラダにレモン汁を2mL以上振りかければ、28℃保存(教室想定)でも6℃保存(冷蔵庫想定)と同等に細菌コロニー数の増殖を抑えることができた。だが生温かいサラダを食べた1年生部員はまだいない。現在、この生温かさを抑える抗菌ドレッシングの開発中である。[/box] [box color=”lgray”]
地上数ミリメートルの飛行 - 搭乗可能なホバークラフトの製作 ( 大阪府立富田林高等学校 科学部物理工作班 )
口頭発表掲載ページの要旨をご確認ください[/box] [box color=”lgray”]
ロボットアームの制作 ( 大阪府立富田林高等学校 科学部ロボット班 )
今年は,スイッチ操作で物体を持ち上げるロボットアームを製作した。ロボットアームが狙った目標物をつかんで持ち上げるためには,ヒトの腕の構造と同様に,エルボー,リスト,ハンドの3つの可動部が必要であると考えた。それらはモーターとギアボックスによって作動する構造を考えたが,いずれも左右,上下,開閉という逆の動きが必要であるため,スイッチには電流の方向を反対に切り替えることができる「トグルスイッチ」を使用し,モーターを逆回転させる方法を用いた。結果、消しゴムなどの目標物を確実につかんで持ち上げることに成功した。次は昨年のセンサー感知の技術を組み込んだ「センサー感知式ロボットアーム」の製作に挑戦したい。[/box] [box color=”lgray”]
石川のアユとウナギの復活への取り組み ( 大阪府立富田林高等学校 科学部魚類班 )
昨年の研究で,大和川に多く生息するアユが,石川では最下流の堰が障害となって遡上できず,生息していないことがわかった。今年は,仮にその堰を遡上できれば,アユが石川に生息できるかについて調べた。その結果,石川下流の約10km区間には10か所もの堰があるが,そのうち5か所にはアユの遡上に配慮した魚道が設置されていることがわかった。そこで,魚道の機能を調べるため,大和川で採集したアユを用いて実験を行なったところ,遡上することを確認した。つまり,アユの遡上の障害となる堰は,魚道がなく落差の大きい2か所だけであり,それらに魚道を設置することができれば,石川下流の10km区間にはアユが生息する可能性が高い。[/box] [box color=”lgray”]
「ゆめちからプロジェクト」生野高校の挑戦 ( 大阪府立生野高等学校 生物研究部 )
生野高校生物研究部は、家庭科研究部、パソコン同好会と合同で、近畿地区「ゆめちからプロジェクト」に参加し、1年かけて小麦「ゆめちから」のプランター栽培を行いました。肥料の工夫などをしながら、パンのモチモチ感をだせるようにタンパク質含有量を増やすようにしました。アブラムシの被害や、一度水切れをおこし、収穫量はあまり多くありませんでしたが、タンパク質含有量の多い小麦を栽培できました。最後に家庭科部といっしょに、出来上がった小麦を製粉したものから、ロールパンを作って試食を行いました。市販の小麦粉を使ってと同じパンを作り、比較しています。[/box] [box color=”lgray”]
京焼の結晶とガラスの構造及びガラスと金属の複合材料の色彩変化 ( 京都府立鴨沂高等学校 2年66講座有志 )
京都の伝統美術工芸品のひとつである清水焼などの京焼きと言われる焼き物は、重金属などを釉薬に使用し、色鮮やかな色彩の陶磁器を作られてきた。なかでも京焼きに欠かせない鉛の使用は、現代諸外国、特にヨーロッパでは使用が禁じられている。しかし、その鮮明さの黄色は鉛ならではのものであり、他のレアアースなどで代用しようとしてもその色はでない。京都の文化である京焼きと環境問題について化学的に検証した。[/box]
参加申込はお早めに!
興味があるテーマが見つかった際は、ぜひ会場まで発表を聴講にお越し下さい。発表要旨集等の当日配布物の準備の兼ね合いで、お早めのお申し込みにご協力頂きますようお願い申し上げます。
トップにもどる