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とつげき!となりの参加校!vol.3 兵庫県立神戸商業高等学校

2014.12.14
とつげき!となりの参加校!vol.3 兵庫県立神戸商業高等学校

こんにちは!

リバネス百目木(どめき)です。

今日は、兵庫県立神戸商業高校に行ってきました!

Google_マップ

淡路島の手前!

おお淡路島見えてる!

という興奮の中、バスで移動です。


 

ゆめちから(小麦)の栽培実験 ( 兵庫県立神戸商業高校 理科研究部 )

ゆめちからとは、敷島パンが開発した日本の高温多湿の風土での生育に適した品種である。この小麦を使った自給率200%プロジェクト「ゆめちから」栽培研究プロジェクトに応募し、種子を譲り受け栽培した。
神戸商業高校には、小麦を栽培する場所、または大型のプランターを設置する場所がない。そこで、イネの栽培ではよく行われているペットボトル栽培 1) それとあわせて、ビニル袋とプランターでの栽培を試み、学校でもできる小麦の栽培方法を探ることにした。また、肥料の成分組成を変え、収穫量に与える影響を調べた。


この学校では、昨年度より、敷島製パン主催、リバネス企画の「自給率200%プロジェクト ゆめちから栽培研究プロジェクト」に参加して頂いています。

日本のパンに使われるコムギの自給率はわずか3%。理由は、日本で育つパンに使うことができるコムギがあまり無いから。

これを解決するのが、北海道で生まれた超強力品種「ゆめちから」

病気に強く、おいしいパンに使えるコムギです。

学校でも育てられるように、プランターでの栽培研究をするのですが、

環境や肥料に応じて品質や収量が大きく変化します。

どうすれば美味しいゆめちからをたくさん収穫できるのか研究する。

それがこの研究の背景です。

どんなプロジェクト?こちらから↓
今回の関西大会では、和歌山信愛中高さん、生野高校さんも「ゆめちから」に関する研究発表を行います!とても楽しみです!

ゆめちからブログにもUPしていただいた研究の結果を今回は発表していただきます。

 

内容は、、、

他の学校が挑戦していない、ビニル栽培、ペットボトル栽培に挑戦してくれていました。

しかも、研究結果をちゃんと相関分析しています。

相関分析というのは、2つの事柄がどのような関係なのかを数値的に明らかにすることです。

例えば、植物の背丈が大きいほど、収量が多かったという研究データが得られたとします。

この2つの、項目が本当に比例しているのかどうかを説明して、納得してもらうには、

数値的に比例関係を説明する必要があります。

くわしくは、こちらなど、、ほかにもググるといろいろでてきます。

 

ということで、ビニル栽培をした結果、植物体と、収量に関係があったかどうかは、キャッスル当日をお楽しみに!

 

その他に、こちらの学校でアドバイスをしたことは、

発表の最後に、展望をいれることです。

 

やった研究内容、結果から必ず次の研究テーマは浮かぶと思います。

そこをぜひ積極的に話してください。

「次は◯◯をしようと思ってるんだよね!」

「じゃあそれは、△△してみたら?」

というように、異なる視点からアドバイスをもらうことができ、

そのことが次の研究のエネルギーになるはずです!

がんばって〜!

 

以上です! 百目木


ポイントまとめ

⑤研究データをもう一歩レベルアップさせるためには、分析すべし。分析についてはググるべし。エクセルで簡単にできるよ。

⑥展望についても必ず話す準備をしてこよう。次の研究へ発展しやすくなるよ!