サイエンスキャッスル

kyushu

サイエンスキャッスル2018 九州大会

日程:2018年12月16日(日)9:30-17:00(開場9:00)
場所:水俣市公民館本館 (熊本県水俣市)
住所:〒867-0065 熊本県水俣市浜町2丁目10−26
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<一日の流れ>

9:00 開場
9:30-9:40 開会式
9:40-10:00 特別講演
チンパンジーの目は心の窓〜最先端視線計測センサー技術で、ヒトと動物の心の類似性を探る〜
熊本サンクチュアリ・京都大学高等研究院特定准教授 狩野 文浩 氏
10:00-11:35 口頭発表審査 6件 (発表7分 質疑応答7分)
11:35-11:45 休憩
11:45-13:15 口頭発表審査 6件 (発表7分 質疑応答7分)
13:15-13:30 特別発表①
低炭素社会構築のためのEVスクーター製作
熊本県立水俣高等学校
13:30-14:10 休憩
14:10-14:35 特別発表②
研究で世界を変えるベンチャー企業の想い
株式会社アグリライト研究所、AMI株式会社、株式会社キュオール、株式会社ケイ・アイ・ステイナー、Science Groove、株式会社サイディン、ナノデックス株式会社
14:35-16:20 ポスター審査、ブース展示コアタイム/口頭発表審査会
16:20-17:00 表彰式・閉会式・記念撮影

人と科学技術と環境の未来
人間は研究活動を通して科学技術を発展させることで、その恩恵を受けて暮らしています。その一方で、人間中心の科学技術の利用は、自然環境に大きな負荷をかけ、恩恵と同時に多くの課題も生み出しました。そこで、サイエンスキャスル九州沖縄大会では「人間と環境の未来」をテーマに、日本の環境首都「水俣市」で、人間と科学技術と環境の関係を見つめ直し、未来を創り始める場とします。
九州大会リーダー 戸上 純

 

口頭発表12件

ポスター発表44件

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口頭発表対象

最優秀賞:審査員による採点、議論で最も「科学技術の発展と地球貢献を実現する」研究とみなされたものに授与
大会特別賞:審査員による議論で最も大会のテーマの実現にふさわしい研究とみなされたものに授与
リバネス賞:将来最もリバネスの仲間になって欲しいと思う研究発表に授与
<九州大会のみ設置>
水俣環境アカデミア賞:水俣環境アカデミア審査員により決定、授与
熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソ―シアム賞:コンソーシアム代表の熊本大学審査員により決定、授与 他

ポスター発表対象
サイエンスキャッスル 最優秀ポスター賞:審査員による採点、議論で最も「科学技術の発展と地球貢献を実現する」研究とみなされたものに授与
サイエンスキャッスル 優秀ポスター賞:審査員による採点、議論によりポスター発表件数の上位10%程度に授与
サイエンスキャッスル ポスター特別賞:参加者による採点の結果最もおもしろかったとみなされたものに授与

全発表対象

研究奨励賞:全発表に授与

9:40-10:00
チンパンジーの目は心の窓〜最先端視線計測センサー技術で、ヒトと動物の心の類似性を探る〜
熊本サンクチュアリ・京都大学高等研究院特定准教授 狩野 文浩 氏
ヒトに近く、高い知能をもつと言われているチンパンジーは、普段何を考えているのでしょうか。心理状態を反映する「視線」を測定することでチンパンジーの心、そしてヒトとの共通性に迫る、最先端の研究についてご講演いただきます。

 

<マリンチャレンジプログラムポスターブース>
海洋、水産資源、水環境などに関係する研究を支援するマリンチャレンジプログラム。2018年度2次採択校のポスター展示と、第三期の募集について紹介します。
参加予定団体:公益財団法人日本財団

<サイエンスキャッスルTHK賞研究ポスターブース>
サイエンスキャッスルTHK賞を受賞した研究発表をポスター展示でご紹介します。参加予定団体:THK株式会社

<研究で世界を変えるベンチャー企業の想い>
研究成果を社会に出し、世界を変えようと挑戦しているベンチャー企業の皆さんに、描いている未来と研究内容をお話していただきます。2分間のプレゼンテーションのあと、ポスター会場にてブース展示も行います。参加予定団体:株式会社アグリライト研究所、AMI株式会社、株式会社キュオール、株式会社ケイ・アイ・ステイナー、Science Groove、株式会社サイディン、ナノデックス株式会社

塚田周平 審査員長
株式会社リバネス 戦略開発事業部 部長 博士(農学)
設立初期よりリバネスの運営に参加。科学・技術から新たな事業を生み出すプログラムの開発・展開を通して、地域産業への貢献を目指している。

古賀 実  氏
水俣環境アカデミア 所長 理学博士
福岡教育大学教育学部卒。理学博士(九州大学) 2010年から熊本県立大学学長に就任。現在は水俣環境アカデミア所長として、地域の次世代育成や環境対策技術開発を推進し、水俣から世界に繋がる取組みをしている。

久恒 昭哲  氏
熊本大学大学院先導機構 特任准教授 博士(薬学)

熊本大学薬学研究科 博士後期課程医療薬科学専攻修了 博士(薬学) 大手製薬会社での勤務を経て、2002年熊本大学薬学部助手、2013年より現職。熊本大学の博士課程教育リーディングプログラム『HIGO program』にて大学院生の指導にあたっている。

齋田 佳菜子 氏
熊本県産業技術センター 食品加工技術室 研究主任 博士(工学)
熊本大学大学院自然科学研究科産業創造工学専攻修了 博士(工学)産業技術センター勤務の傍ら、社会人博士を経験。現在は、「県産乳酸菌ライブラリーの開発」、「化粧品・バストイレタリー製品に関わる抗菌多糖微粒子の研究開発」、県内食品・醸造関連中小企業との商品開発や製品製造の共同研究や課題解決に応じている。

狩野 文浩 氏
熊本サンクチュアリ・京都大学高等研究院 特定准教授  教授 博士(理学)

京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了 博士(理学) 京都大学野生動物研究センター・特定助教を経て、2018年4月より現職。アイ・トラッキングなどの最新技術を使い、類人猿(ボノボ、チンパンジー)などの認知や感情など心の機能の研究を行っている。

都甲 潔 氏
九州大学 高等研究院 特別主幹教授、五感応用デバイス研究開発センター 特任教授 工学博士
九州大学大学院工学研究科博士課程修了 工学博士 システム情報科学研究院教授着任後、2018年より現職。世界に先がけて味覚センサを開発すると同時に、近年では超高感度
匂いセンサの開発に成功し、種々の省庁との連携も図っている。

主催:サイエンスキャッスル2018実行委員会
共催:水俣市