サイエンスキャッスル2024 東京・関東大会は、口頭発表12演題、ポスター80演題からなる「超高校級の研究共同体」を生み出す大会です。
選抜された発表者とは、集合ゼミ形式(オンライン)で横のつながりをつくりながら、研究コーチ等に発表を聞いてもらい、指導や激励を受けることができます。
近年では、大会出場者とパートナー企業とリバネスで、大会後に「未来ワークショップ」を開催しており、10代の研究者が持つ発想をゆたかにする支援をしております。
サイエンスキャッスルに来場される方は、以下より来場チケットの登録をお願いいたします。
登録にはリバネスIDの登録が必要になります。
リバネスIDとは https://id.lne.st/whatis
リバネスIDの新規登録 https://id.lne.st/pre_regist
※発表代表者(口頭発表、ポスター発表の演題申請をしたご本人)には後日チケットが配信されます。
教員の引率において、派遣依頼書の作成が必要な場合はこちらのフォームにご回答ください。派遣依頼書を作成の上、指定のメールアドレスにお送りいたします。
高温で性能の下がらない太陽電池
〜TPとRu色素のバイカラーの可能性〜
ネズミザメ科における尾鰭の発達過程とその要因
プラスチック廃材を利用したコンクリートの開発
段差はご機嫌斜め
~流入土砂対策でご機嫌取り~
DRLによるヒューマノイドの歩行と人間らしさの探求
環境にやさしいプラスチック
~微生物がより分解しやすい条件を探る~
「場所の記憶」可視化の方法論の模索
うぐいす張りの石畳に関する現象の解明と考察
酪酸菌サプリメントの開発を目指して
~新しい酪酸菌を探す~
抑うつ症者における向精神薬の作用機序の生物物理学的定式化
マミズクラゲの遊離条件
ポスター番号 | 演題 | 代表者名 | 所属 |
1 | 岐阜県高山市福地地域から産出する微化石について | 濱野 慧 | 佼成学園高等学校 |
2 | 平潟湾周辺水域における南方系魚種の動向 | 五月女陽斗 | 関東学院六浦中学校・高等学校 |
3 | 竹の節の形状が強度に及ぼす影響 | 小池美悠 | 三田国際学園 |
4 | ハダカカメガイの摂餌行動と成長過程の研究 | 木田愛々子 | 福島県立ふたば未来学園高等学校 |
5 | 甲府市愛宕山のバイオーム〜ササラダニと植生を通して〜 | 藤原寿羽 | 山梨英和高等学校 |
6 | ワキンの視覚認識・個体と群体の違い | 浅見颯一郎 | 埼玉県立春日部高等学校 |
7 | 菌類と土壌動物の森林生態系の観点から見た関係 | 平本優太 | 浅野学園 |
8 | 河川環境がコイ科魚類の生息に与える影響 | 田中 俊哉 | 東京都立立川高等学校 |
9 | カメも記憶違いで混乱する!? | 竹本聖奈 | 山村学園高等学校 |
10 | 微生物によるミジンコの繁殖量の変化 | 田村 結菜 | トキワ松学園高等学校 |
11 | タマゴタケ菌根形成への分離培養と継代培養の試み | 小林蒼空 | サレジアン国際学園世田谷中学高等学校 |
12 | 蓮の葉でプラスチック容器の代替実現を図る | 稲井芳帆 | 山梨大学 やまなしジュニアドクター育成自然塾 |
13 | コアンダ効果の堤防利用 | 塚原帆南 | 山梨県立韮崎高校学校 |
14 | 落花生の薄皮を利用した飲料の開発 | 藤木陽世 | 渋谷学園幕張中学高等学校 |
15 | 森林におけるバイオチャー効果の持続期間の長期的検証 | 工藤 良史 | 浅野高等学校 |
16 | バブルリングを用いた効率的な物体輸送の実現 | 倉橋和希 | 山口県立徳山高等学校 |
17 | コオロギの刺激の受容と反応の理解を深める実験の考案 | 吉原穣 | 浦和実業学園高等学校 |
18 | 産膜酵母の大きさと浸透圧の関係性 | 髙橋 なのは | 横浜サイエンスフロンティア高等学校 |
19 | 農業人口減少へ向けた、鉱物土壌を用いた根菜類栽培 | 乘富さくら | 三田国際学園高等学校 |
20 | 大型外来種珪藻Cymbella janischiiを用いた養殖用飼料の開発 | 今井 輝 | 東京都立成瀬高等学校 |
21 | カサゴの減少を止める釣り餌の解明 | 辻 蒼一朗 | サレジオ学院 |
22 | プラスチックの海洋汚染と塩の安全性 | 武藤 倫太朗 | 東京学芸大学附属高等学校 |
23 | 環境に優しいナメクジ退治方法の開発(第2報) | 武藤 倫仁 | 獨協埼玉中学校 |
24 | ダイラタンシーを用いた液状化現象の対策 | 寺田小雪 | 静岡雙葉高校 |
25 | ゲームを通して政治に積極的に関わる若者を育てる | 戸田幹子 | 東京学芸大学附属高等学校 |
26 | 所沢市に残る日記に記された歴史地震から減災を考える | 徳田 光希 | 栄東高等学校 |
27 | 酢酸エステルの匂いと炭素数および分子構造との関係について | 井上翔也 | 早稲田中学高等学校 |
28 | メルデの実験の拡張 | 賀美 颯 | 山口県立徳山高等学校 |
29 | 時刻表のトリセツを作る | 松崎 晴 | 長野県松本県ヶ丘高等学校 |
30 | カカオニブの摂取による日焼予防と腸内フローラの改善 | 山口苺花 | 山村学園 山村国際高等学校 生物部 |
31 | パーソナルスペースの構築要因 | 渡邊里紗 | 静岡雙葉高校 |
32 | 海底ミステリーサークルのコンピューターシミュレーションⅡ | 大石康介 | 静岡大学教育学部附属浜松中学校 |
33 | 宇宙塵の採取の試みと流星群との関連性の検討 | 河添惺介 | 佼成学園高等学校 |
34 | SynRMを用いた完全人工心臓の開発 | 張 契洙 | 富山大学教育学部附属中学校 |
35 | 脂質から日本人を救う〜強度味噌を使って〜 | 宮尾彩七 | 松商学園高等学校 |
36 | 小型ヒューマノイドロボットの研究開発 | 田中 万達 | 岐阜県立飛騨神岡高等学校 |
37 | Fake News Detection Using Tree-Based, Probabilistic, and Regression-Based Classifiers | 杉山未空 | 女子学院高等学校 |
38 | 無意識的に健康に! | 森 遥紀 | 長野県松本県ヶ丘高等学校 |
39 | レタスによる環境負荷のない農薬の製作 | 内田 朱音 | トキワ松学園高等学校 |
40 | ペットボトルの動きを数式化しよう!! | 片岡 優 | 大田原高校 |
41 | 小型で安価な全自動水質測定機器の研究開発 | 松尾 怜旺 | 神山まるごと高等専門学校 |
42 | 牛乳プラスチックは廃棄される牛乳を減らせるか | 石川唯菜 | 恵泉女学園高校 |
43 | 身近な材料と漂白剤を使ったパルプ作り | 梶山莉実 | 静岡雙葉高等学校 |
44 | 緑茶成分の新たな抽出方法および緑茶廃棄物の再利用方法の検討 | 荒井 理紗 | さいたま市立大宮国際中等教育学校 |
45 | CNTを用いた充電不要ウェアラブルデバイスFIT-BONの開発 | 岡部真央 | 福岡雙葉高等学校 |
46 | 汗で発電するウェアラブルバイオバッテリーの開発に向けて | 前川 心花 | 茨城県立並木中等教育学校 |
47 | 室内アクアリウムに生息する藻類の脂質生産能力の比較 | 成田 百花 | 千葉県立船橋高等学校 |
48 | 入院中の中高生を対象としたお悩み相談サービスを作る | 鈴木真理 | 佼成学園高等学校 |
49 | 天気予報の精度に影響を与える局地的な現象等の分析 | 竹本真埜 | 富士見丘高等学校 |
50 | 科捜研のようにDNAでなぞをとく | 星 万潤 | 魚沼市立湯之谷中学校 |
51 | AIを活用したぷよぷよの上達サポートシステムの開発 | 渡口敬祐 | 境港市立第三中学校 |
52 | コンサートホールの立体音響をヘットホンで再現するには | 上條諒介 | 郁文館グローバル高等学校 |
53 | 仕掛けによるリモコン紛失の防止 | 森勇介 | 岡山県立岡山操山中学校 |
54 | タイハーブの持つ抗アニサキス作用 | 深井なつこ | 茗溪学園高等学校 |
55 | VR空間を用いた快適な睡眠の研究 | 西本 大晟 | 立教池袋高等学校 |
56 | オジギソウの刺激に対する順応機構の化学的解明 | 小松 和滉 | 長野県諏訪清陵高等学校 |
57 | 光照射に反応する微生物の分離と培養について | 久保理暖 | 三田国際学園高等学校 |
58 | ポンポン船の推進力はパイプ形状によって変わるのか? | 北原 馳大 | 佼成学園高等学校 |
59 | 交差点における最適解 信号とラウンドアバウト | 阿久津大和 | 大田原高校 |
60 | スパゲッティの巻き方を科学する | 高比良佳音 | サレジアン国際学園世田谷高校 |
61 | 放線菌とミドリムシの共培養法による新規化合物の探索 | 王新智 | 三田国際学園高等学校 |
62 | スクミリンゴガイのフローティング行動の解析 | 星野茉莉花 | 文京学院大学女子高等学校 |
63 | タモギタケのアレロパシー | 中山奏樂 | 茗溪学園高等学校 |
64 | マラリア流行国ガーナ共和国での予防・意識に関するヒアリング調査 | 柳澤秀伍 | 暁星高校 |
65 | ビスマス結晶の色発生のメカニズムを解き明かす | 宮野智矢 | 浜松学芸高等学校 |
66 | 単一地点での観測による流星の速度測定手法の開発 | 伊藤 駿 | 鳥取県立鳥取西高等学校 |
67 | 絶滅危惧種ニホンイシガメを保護するための研究 | ストレットフィールドリリアン利乃 | 徳山高校 |
68 | 乳酸菌は野菜の成長や味にどのような影響をあたえるのか | 幸野聡 | 創価高校 |
69 | 配合飼料を与えた蚕の成長 | 阿閇 仁心 | 平塚市立神田中学校 |
70 | 琵琶湖水系におけるヌマチチブのハゼ類に与える影響 | 水田敦也 | 滋賀県立高島高等学校 |
71 | ベラ科の魚類の特定の環境下における血球量の変化 | 石黒翠碧 | 浅野中学校、高等学校 |
72 | 彩雲の観察とその解析 | 岩﨑拓未 | 群馬県立前橋高校 |
73 | カラスの営巣地とねぐらの生態 | 清水 羅愛 | 山梨英和高等学校 |
74 | ひずむと熱が発生する?イオの火山の不思議Part4 | 柴田 千歳 | 静岡大学教育学部附属浜松中学校 |
75 | バイオチャーが植物の成長、生理活性に与える影響 | 高橋 虎嗣 | 浅野中学・高等学校 |
76 | 広野町の化石 浅見川と北迫川の化石の違い | 渡辺友輔 | ふたば未来学園高等学校 |
77 | カロテノイドに注目したジャンボタニシの卵の活用方法 | 井上瑠璃 | トキワ松学園高等学校 |
78 | 多足類の肢の運動および反転運動と痙攣 | 森山有美菜 | 山梨英和高等学校 |
79 | 千葉県北西部に棲息するゲンジボタルのDNA解析 | 金東佑 | 芝浦工業大学柏高等学校 |
80 | 多摩川の生活排水スポットにおける外来魚の生息状況 | 吾妻 真希 | 東京都立武蔵高等学校 |
株式会社リバネス 研究開発事業部部長
アステラス製薬株式会社 サステナビリティ部長
オリエンタルモーター株式会社 モーションシステム事業部 事業部長
九州大学都市研究センター フュージョンエネルギー部門 部門長・准教授
慶應義塾大学薬学部 統合臨床薬理学講座 教授
THK株式会社 技術本部 事業開発統括部 課長
日本ハム株式会社 中央研究所 所長
松下 祥子
株式会社elleThermo代表取締役CEO兼Founder/東京科学大学物質理工学院 材料系 准教授
「娘が安心して使える電力源を作りたい」という想いで考案した新しい熱エネルギー変換技術。2015年にこの着想を得てから、学理や原理実証を進め、スタートアップ創業に至るまで、想いを起点に走ってきた軌跡をお話します。
東京大学・博士(工学)短期取得。半導体増感型熱利用発電の発明者。非平衡物理、電気化学、界面化学、無機材料を嗜み、各分野で著名な国際学会招待講演を経験。内閣府グリーンイノベーション戦略協議会、文部科学省科学技術・学術審議会専門委員などを歴任。電気化学会学会誌Associate Editor。
16:00-16:45の時間帯に、中高生向けワークショップを中心とした特別企画を実施します。事前参加登録可能ですので、ぜひ登録をお願いします。
【企画1】次世代研究者の共創ワークショップ:健康をテーマに新たな発見を
アステラス製薬株式会社×ADvance Lab
対象: 研究に興味がある・研究をしている次世代、企業や学校で働く大人世代
「健康とは何か」を世代の垣根を超えて考えるアステラス製薬と、次世代研究者のためのADvance Labがコラボし、ワークショップを開催します!このワークショップでは「健康」というテーマを通じて、分野の違いを超え、次世代研究者同士が自由に意見を交わしながら、互いの知識や視点を融合し、「健康」について深堀していきます。みなさんの持つワクワクを起点に研究テーマと健康の結びつきを探り、健康課題をともに考え、研究を加速させていきましょう!研究が好きな次世代の皆さん、コミュニティを広げたい方々、たくさんのご参加をお待ちしております!
【企画2】〜モノを掴んで動かすシステムを操ろう!〜 ロボットアーム・チャレンジ
企画パートナー:オリエンタルモーター株式会社
対象:生徒、教員
産業用機器から医療機器まで、幅広い分野に用いられる精密小型モーターや駆動回路の開発・製造を行うオリエンタルモーター株式会社。同社はこの度、学校現場にモーター技術の可能性と最先端のロボティクス技術を届けるべく、教育用ロボット「Motion System Master」を開発しました。
本ワークショップでは、この「Motion System Master」を使ったコンペティションを開催します。ロボットでミッションを達成するためのシステムを組み、「モノを掴んで動かす」という産業用ロボットと同等のロボット制御を体験してもらいます。
ロボットアームの動作制御に興味のある中高生の参加、そしてロボット教育を取り入れたい教員の見学を大募集しています!
【企画3】いきモノづくりワークショップ 生物の特徴から新しい製品を生み出そう!
企画パートナー:神奈川工科大学
対象:中高生
ハスの葉→ヨーグルトのふた、カワセミ→新幹線・・・私たちのまわりには、生き物の形や性質を生かした社会に役立つモノがたくさんあります。このワークショップ では、神奈川工科大学でいきモノづくりの研究に携わる大学院生と一緒に、生き物の特徴から生みだされる新たな家電製品のアイデアをチームで考えます。ここから、未来の家電製品が生まれるかも!?
企画当日は、各チームを担当する神奈川工科大学の大学院生とのフラットな議論の中で、自分たちの作りたいものを実現させるためにはどんな研究開発をすればよいかを考えることで、研究者的な思考のプロセスを楽しむことができます。
【企画4】河川の生物多様性を環境DNAで明らかにしよう!
企画パートナー:株式会社フォーカスシステムズ
対象:中高生、教員、企業、自治体の皆様
現在、生物多様性の保全・回復に向けて世界的な目標が立てられ、実際に行動を起こすことが求められています。TASUKI-襷-Projectでは、東京湾につながる河川・びわ湖をフィールドに、水圏の生物多様性評価に挑戦しています。本プロジェクトでは、環境DNA技術を取り入れながら採水サンプルからの網羅的な生物種解析を行います。
企画当日は、プロジェクトに参加した中高生らと一緒に、水質調査実験やプランクトン同定の流れを体験します。また、環境DNA分析についてのレクチャーを通して、最先端の科学技術を学びます。みなさんも、生物多様性に関わる研究をはじめませんか?