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モデルロケットを用いた教育プログラム、6年目の進化!
2021.11.10Girls' Rocketry Challengeとは
理工系に興味がある女子中高生を対象に、火薬で打ち上げるモデルロケット作りにチームを組んで挑戦するプログラムです。2016年から、日本モデルロケット協会を主催とし、アメリカのLockheed Martin Corporationが協力、千葉工業大学が指導協力、リバネスが企画と事務局を担当して実施しています。モデルロケット開発は、アメリカのSTEM(科学・技術・工学・数学)教育において広く取り入れられているプログラムで、日頃学んでいる物理や数学などを活用して実践でき、かつ高い安全性も証明されています。
モデルロケットとは
モデルロケットは、火薬エンジンを使用して時速約180kmで大空高く打ち上がる模型ロケットです。世界では50年以上の歴史があり、これまで5億回を超える打ち上げで無事故です。火薬エンジン以外は自由に作ることが可能で、安全な宇宙教育教材として世界的に親しまれています。日本では、モデルロケット協会が発行するライセンスを取得することで、誰でも打ち上げることが可能です。国内大会と、アメリカ、イギリス、フランス、日本の4カ国が参加する世界大会も開催されています。
過去の参加学校
2016年の実施からいままで、合計12の学校からチームが参加しました。過去に参加した学校のなかでは、プログラム終了後も開発を続け、全国大会でまたみんなが再会したりとコミュニティーができてきています。
年度 | 参加学校 |
2016年 | かえつ有明中学校、恵泉女学園中学・高等学校、山脇学園中学校・高等学校 |
2017年 | 岩瀬日本大学高等学校、群馬県立高崎女子高等学校、静岡雙葉高等学校・中学校 |
2018年 | 岡山県立玉野高等学校、仙台白百合学園高等学校、千葉県立佐倉高等学校 |
2019年 | 静岡市立高校、麗澤瑞浪高等学校、東京都立国分寺高等学校 |
Girls' Rocketry Challengeプログラムの流れ
5月の任命式では、モデルロケット講習を受け、自ら作ったロケットを飛ばして4級ラインセンスを取得します。その後、全国大会を見学し、出場チームがどんな機体を飛ばしているのか学ぶことから開発をスタートします。ロケット開発期間は約4ヶ月。チームで集まり仮説検証を繰り返しながら改良を重ねます。そして10月の全国大会本番!自分たちで開発したロケットで、競技に望みます。
5月 任命式 | 5月 全国大会見学 |
6月〜9月 モデルロケット開発 | 8月 打ち上げ大会 |
10月 全国大会出場! | 11月 修了式 |
2021年、第5期参加学校決定!
2021年、この取り組みは今年で6年目。昨年はコロナウィルス感染拡大の影響で休止しましたが、今年度、また新たに、第5期生となる参加校を募集し、以下の3校に決定しました!
- 愛知県立岡崎北高等学校
- 浜松聖星高等学校
- 福岡県立三池工業高等学校
まだまだ進化を続けるGirls' Rocketry Challengeにご期待ください!
教材提供について
モデルロケット開発に、もっとたくさんの中高生に携わってもらうためには、4級ライセンスの取得が必要となります。4級ライセンス取得のためには、指導者ライセンスを持つ講習を受ける必要があります。そこで、本教材は、指導者ライセンスを持っている学校の先生方に使っていただける教材を作成しました。下記のリンクからそれぞれダウンロードすることができます。ご活用ください。
生徒用テキスト ダウンロードLINK
指導者用スライド ダウンロードLINK
導入動画 ダウンロードLINK
モデルロケット開発に携わった先輩たちのインタビュー記事 ダウンロードLINK
お問い合わせ
株式会社リバネス 教育開発事業部 (担当:前田、伊達山、海浦)
電話:03-5227-4198 E-mail:[email protected]