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【実験レシピ】蓄光パウダーで浮かんで光る手を作る!

2018.12.01

<用意するもの>


・酸化アルミニウム(アルミナ)
・蓄光パウダー 緑
・蓄光パウダー 青
・白熱電球
・蛍光灯
<オプション>
・布の白手袋
・シリコーンシーラント

<1>

蓄光パウダーに白熱電球を当てて、光るか実験します。全然光りません。

<2>

蓄光パウダーに蛍光灯を当てると、よく光ります。なぜその違いがでるか。それは、蓄光が光るのに必要な光は「紫外線」だからです。白熱電球は目に見える「可視光」しかなく、蛍光灯は可視光に加えて紫外線がでているので蓄光が光ります。

<3>

蓄光パウダーをシリコーンシーラントと混ぜて、布の手袋につけて1日置いておくと、光る手袋ができて、暗くすると手が光って浮き上がります。お化け屋敷や夜のハロウィーンパーティーで持っていくと面白いですね。



※酸化アルミニウムは通称アルミナとして、工芸などをするときに使われます。今回は、比較用に使っているので光る手袋を作るだけでしたら必要ありません。
※蓄光パウダーはインターネットなどで購入することができます。
※紫外線をよく吸収するので、紫外線ランプを使うとよりいっそう明るくなります。
※シリコーンシーラントはホームセンターで、家の雨漏りや隙間防止のための接着剤として販売されています。