サイエンスキャッスル

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課題研究の相談窓口 パートナー大学【大阪工業大学】

2016.03.12
課題研究の相談窓口 パートナー大学【大阪工業大学】

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事例紹介

大阪工業大学  ×  大阪府立富田林高等学校 科学部

(サイエンスキャッスル2014 大阪工業大学賞受賞)

「興味を研究に変えた研究者との出会い」

「人が乗れるホバークラフトをつくりたい!」。科学部の3人が話し始めたのは、一年生の文化祭前のことだ。浮上すらしないところから、様々な素材を使い、実験を繰り返した。12月には、浮上に関する仮説をサイエンスキャッスルで発表し、翌3月、大阪工業大学のホバークラフト研究者の前で発表する機会を得た。結果は意外なもので、自身の仮説が既知の浮上の原理ではあまり議論されない点に注目したものである事が分かった。「本当に正しい仮説なのか、十分に調査をするべきだ」というコメントとともに、それまで自分たちが考えた事も無い様々なデータを計測するように指摘をもらった。「自分たちの仮説は本当に正しいのか?」彼らの探究心に火がついた。

指摘された項目を測定するために、計測器具作成し、実験を繰り返した。「やってみよう」から始まった彼らのものづくりは、いつしか本気の研究へと発展していた。半年後、科学的根拠を得たその研究は、大阪府学生科学賞において「大阪科学技術センター賞」を受賞。リーダーの石川くんは「研究の進め方のイメージも湧き、大学進学の思いが強くなりました。研究者というキャリアにも興味が湧きました」と話す。研究者だからこそできる本気の議論が、研究活動にも、個人のキャリアにも大きな転換点となった。[/vc_column_text][vc_column_text]

 

P3口頭発表

▲サイエンスキャッスルでの発表の様子[/vc_column_text][vc_column_text]

大学との共同研究や課題研究に興味のある方は、ご相談ください

パンフレットはこちらからダウンロードできます!

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大学紹介

大阪工業大学は創設以来、工学の必要性、奥深さ、幅広さ、おもしろさを実感できる高度な実践教育を取り組んでいます。特に近年では、入学時から一人ひとりがものづくりの経験や工学の実感をもつことを目指し、学生のためのファクトリースペース「モノラボ」を開設、人力飛行機やソーラーカーなど様々なPBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)に挑戦できる環境づくりを行っています。このような教育精神は次世代にも向けられ、研究者派遣型の模擬授業・分野説明会、個別での課題研究支援、「科学の甲子園」への協力、「サイエンスキャッスル」への参加等、さまざまな活動を積極的に行ってきました。

中学校・高校においても工学系の課題研究は盛んに実施されています。同学の研究者や学生と中高生の出会いの場が、さらなる課題研究の進化を促すことを期待し、2016年度より、課題研究の相談窓口”ものづくり部門”サポーターとして、新たな高大連携を実践します。

 

大阪工業大学HP:https://www.oit.ac.jp/

住所:〒535-8585 大阪市旭区大宮5丁目16-1(大宮キャンパス)

学部学科情報:工学部(都市デザイン工学科、空間デザイン学科、建築学科、機械工学科、ロボット工学科、電気電子システム工学科、応用化学科、電子情報通信工学科、環境工学科、生命工学科)、情報科学部(コンピュータ科学科、情報システム学科、情報メディア学科、情報ネットワーク学科)、知的財産部(知的財産学科)[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]