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研究に熱いアドバイザー限定の助成金(フォーカスシステムズ次世代育成賞)が登場!

2020.05.26
研究に熱いアドバイザー限定の助成金(フォーカスシステムズ次世代育成賞)が登場!

株式会社フォーカスシステムズと株式会社リバネスが共同して実施する「研究アドバイザー助成金 フォーカスシステムズ次世代育成賞」が、2019年12月実施のサイエンスキャッスルの研究アドバイザーとして参加した研究者(106名)を対象に申請を募り、厳正なる審査の結果以下の2名の方を採択いたしました。

採択者
・田中香津生 東北大学 サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター 助教
・小山奈津季 滋賀県立大学 修士一回生

助成内容
・研究費 30万円

なお、今回は10件の申請があり、書類による選考と面談による選考を経て、上記2名を決定いたしました。
採択者は7月からおよそ半年間、各1名ずつの中高生研究者に対し、研究の支援を行います。おもに、月1回程度のオンライン会議システム等を活用した研究のディスカッションやプレゼンテーション、メール等でのアドバイス、成果発表会への参加などを行います。

また、本採択者からの支援をうける中高生は現在、サイエンスキャッスル研究費フォーカスシステムズ賞として、全国から公募をしております。
https://s-castle.com/grant/fs2020/

株式会社フォーカスシステムズならびに株式会社リバネスは、本取り組みを通し、積極的に教育CSR活動と、若手研究者の研究助成に取り組んで参ります。

採択者からのメッセージ

田中香津生
東北大学 サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター 助教

この度はフォーカスシステムズ次世代育成賞を頂き、大変光栄に思います。私は「どのようにしてこの世界が存在しているのか」という基礎物理の問いがメインの研究テーマですが、がん治療や心理学的実験など当時考えもしなかった学際的な研究活動も、分野を問わない色々な出会いを通してつながることで広がっていきました。今回、中高生研究者と交流することで誰もが思いもよらなかった研究が生まれるのではないかと今から楽しみです。中高生がより気軽に大学・研究機関と一緒に共同研究できるような世界を目指して、精一杯取り組ませていただきます。

小山奈津季
滋賀県立大学 修士一回生(採択時)

研究アドバイザーとしてご採択いただき、非常に嬉しく思っております。
これから研究採用される学生たちとどのような実験・ディスカッションが展開できるか、非常に楽しみです。当分はオンライン面談などが主な活動となると思いますが、実地で学生たちと混じって研究を進められる日が来ることを強く望んでおります。
活動の中で次世代の学生の新鮮な研究姿勢に触れ、私自身も成長したく思います。学生の皆さん、一緒に楽しく研究しましょう!