アサヒ飲料は、お客様に心も体も元気に人生100年時代を歩んでいただきたいという思いから、お客様との約束として『100年のワクワクと笑顔を。』をスローガンに掲げ、「健康」「環境」「地域共創」に関わる社会課題の解決に重点的に取り組んでいます。その活動の一環として、2019年より「アサヒ飲料賞」を設置し、未来を切り拓く若き研究者たちのチャレンジを応援してきました。今年で7年目となるアサヒ飲料賞で、みなさんもアサヒ飲料の社員と共に社会課題解決の糸口を作りませんか?
『健康』『環境』『地域共創』のいずれかに関わる、未来のワクワクや笑顔を生み出す研究や開発
募集対象 | 研究活動を行う中学生、高校生、 高等専門学校生(3年生以下) |
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使用用途 | 研究に要する経費(材料費、部品等購入費、設備費、交通費等。ただし、飲食代は除く) |
申請締切 | 2025年5月8日(木)18時 |
研究期間 | 2025年7月〜12月末日 |
参考URL | https://www.asahiinryo.co.jp/csv/ |
主催 | ![]() アサヒ飲料株式会社 |
助成内容 | 研究費 50,000円/アサヒ飲料研究員による研究メンタリング/採択授賞式/成果発表会実施/アサヒ飲料の飲料(三ツ矢サイダー等)をプレゼント |
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採択件数 | 5件程度 |
募集期間 | 2025年3月1日〜5月8日 |
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申請締切 | 2025年5月8日(木)18時 |
面談期間 | 2025年5月中旬から6月中旬 |
面談に関して | 平日、オンラインで行います。 面談対象者には、申請締め切り後、1週間後を目処にご連絡いたします。 上記面談期間のうち、面談不可の日程がありましたら、事前にお知らせください。 |
採択発表 | 6月末予定 |
支給時期 | 2025年7月末日予定 |
研究期間 | 2025年7月から12月 |
採択授賞式 | 2025年7月に実施(オンライン開催) |
成果発表会 | 12月に実施 ※アサヒ飲料研究所(茨城県守谷市)もしくはアサヒ飲料本社(東京都墨田区)での開催を予定 |
申請を希望する中高生は、代表者かどうかに限らずチーム全員のリバネスID登録が必要になります。研究費エントリー画面はリバネスIDログイン後に表示されますので、リバネスIDに登録をお願いします。
学校活動の一環として実施する場合は学校教員の同意書(学校用)を、そうでない場合はチームメンバー全員の保護責任者の同意書(個人用)を準備してください。同意書の雛形は以下からダウンロードください。
申請フォームより記入捺印済み書類のスキャンデータのアップロードし、原本はサイエンスキャッスル研究費担当までご郵送ください。
郵送先:株式会社リバネス 教育開発事業部 アサヒ飲料賞担当 吉川・立花
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4 飯田橋御幸ビル6階
未来のワクワクを生み出す研究所、アサヒ飲料
「社会の新たな価値を創造し、我々の『つなげる力』で発展させ、いちばん信頼される企業となる」というビジョンを掲げるアサヒ飲料株式会社。株式会社リバネスとともに2019年から始めたサイエンスキャッスル研究費アサヒ飲料賞も今年で7年目だ。「健康」「環境」「地域共創」という3つのキーワードで、中高生の研究を応援する。
100年先のワクワクと笑顔を社会に届け続ける
三ツ矢サイダー、カルピスR、ウィルキンソンなどは誰もが親しみのある飲料だろう。このような100年続く飲料ブランドを3つも持つ日本で唯一の飲料会社がアサヒ飲料だ。「100年のワクワクと笑顔を。」を社会への約束として掲げ、長いときをかけて、人に、社会に、価値あるものをつないでいる。「アサヒ飲料は飲料をつくり続ける上で大切な、『健康』『環境』『地域共創』の3つの領域を、重点活動領域として考えています」と担当者の吉村さんは話す。自社の活動においてもココロとカラダの健康をサポートする新製品開発や、環境配慮のためのラベルレスペットボトル開発、こども食堂など、活動の幅は広い。さらに100年先の未来に向けて、多くのひとにワクワクと笑顔のギフトを届け続ける。
共に未来をつくる仲間を集める
こうした活動の一環で2019年からはじまったのが「サイエンスキャッスル研究費アサヒ飲料賞」だ。2025年度の募集テーマも、アサヒ飲料が掲げる社会との約束である「『健康』『環境』『地域共創』のいずれかに関わる、未来のワクワクや笑顔を生み出す研究や開発」というものだ。中高生が研究者としての第一歩を踏み出す場をつくり、自ら動いて課題を解決できる力を育むことを応援している。研究費に採択されるとアサヒ飲料の研究員から研究サポートを受けることができる。その中では研究のやり方・データのまとめ方はもちろん、アドバイザーが現在行っている研究開発の話やそれに伴う官能評価や容器開発などの方法を紹介してもらうこともできるのだ。「研究アドバイザーは、研究サポート以外にも自社の技術をどのように中高生に話すと関心を持ってくれるかを自らで考えています。それぞれのアドバイザーごとの特徴が出ることが魅力です。」と吉村さんは話す。
研究所見学会の実施
12月には成果発表会とは別に、採択者全員に守谷の研究所に来てもらい研究所見学会を実施している。そこでは半年間お世話になったアドバイザーから普段研究所でどのような仕事をしているのかを話してもらえる。昨年は、官能評価室で実際に試飲し飲料の評価を行ったり、ペットボトルやラベルを実際にさわり、衝撃や温度に耐えられる容器の工夫を学んだりした。また、製品化前に大量生産できる商品なのかを試すテストプラントの中を見学することができ、貴重な体験となった。原料が製品になるところまでを一貫して見学することで、自分自身が行った研究は実社会のどのような場面で活かされるのかが明確になる。こうした研究伴走や研究所見学を通じて、研究アドバイザーが共同研究者となり、中高生と絆をつくることで、本気で研究について考え、研究テーマを世の中に還元していくにはどうしたらいいかということを一緒になって考えてくれる点が、この研究費の大きな魅力のひとつだ。研究費採択期間が終了しても研究を続ける学生が多いのは、研究の出口までしっかり見据えながら伴走する研究アドバイザーの賜物だろう。アサヒ飲料では、「不思議に思うことを探究したい」「世の中にある課題を解決したい」などの思いを抱く中高生たちと研究することで社会課題の解決や明るい未来の実現を目指す。