日程:2017年12月17日(日)10:00-17:30(開場9:30)
場所:岩手大学学生センター棟(〒020-8550 岩手県盛岡市上田3-18-8)
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<一日の流れ>
時間 | 内容 |
10:00-10:15 | 開会式 |
10:15-11:00 |
特別基調講演「青森は日本一の短命県?住民を対象とした「健康ビッグデータ研究」で未来を変える! 」(弘前大学 村下公一教授)
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11:00-12:30 | 口頭発表審査 6件 |
12:30-13:15 | 休憩・昼食 |
13:15-14:45 | 口頭発表審査 6件 |
15:00-17:00 |
ポスター審査、展示ブースコアタイム/口頭発表審査会
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17:00-17:30 | 表彰式・閉会式・記念撮影 |
地域に根を張る先端研究〜あふれる自然とあふれる課題、好奇心と使命感が未来を変える〜
東北地方は多様な自然を有する豊かな地域であるという側面と、農業や水産業の高齢化等、過疎による医療問題等、エネルギー問題等、課題集積エリアという側面をもっています。みなさんの周りには、身の回りのふしぎを解明する「好奇心から始まる研究」と、世の中の実際の課題に対して解決をしていく「使命感からはじまる研究」、両方の研究の種がおちているのです。今年の東北大会では、好奇心と使命感から始まる様々な研究テーマを募集します。また、実際に「日本一の短命県、青森」を研究を通して変えていこうとする研究者のお話等があります。本大会を通じて、この豊かな地域の未来を変える研究者達が集まる事を期待しています(東北大会リーダー 百目木幸枝)。
最優秀賞:審査員による採点、議論で最も「科学技術の発展と地球貢献を実現する」研究とみなされたものに授与
大会特別賞:審査員による議論で最も大会のテーマの実現にふさわしい研究とみなされたものに授与
リバネス賞:将来最もリバネスの仲間になって欲しいと思う研究発表に授与
<東北大会のみ設置>
秋田県立大学フロンティア21賞:秋田県立大学審査員により決定、授与
岩手大学理工学部長賞:岩手大学審査員により決定、授与
弘前大学COI賞:弘前大学審査員により決定、授与
ロート製薬賞:ロート製薬審査員により決定、授与
ポスター発表対象
サイエンスキャッスル 最優秀ポスター賞:審査員による採点、議論で最も「科学技術の発展と地球貢献を実現する」研究とみなされたものに授与
サイエンスキャッスル 優秀ポスター賞:審査員による採点、議論で最も「科学技術の発展と地球貢献を実現する」研究とみなされたものに授与
サイエンスキャッスル ポスター特別賞:参加者による採点の結果最もおもしろかったとみなされたものに授与
研究奨励賞:全発表に授与
各ブース詳細はこちらから
<特別ブース展示「健康研究最前線!」>
東北は日本一の短命県である青森県や、がん死亡率1位の秋田県、脳卒中死亡率1位の岩手県など、健康課題の先進地域です。そこで、健康課題に関する企業・大学の先端研究事例を紹介する特別企画を行います。
参加予定団体:弘前大学COI研究推進機構(弘前大学、花王株式会社、ライオン株式会社、マルマンコンピュータサービス株式会社等)、ロート製薬株式会社、岩手大学理工学部、健康課題の解決を目的に創業したベンチャー企業数社の展示
<マリンチャレンジプログラムポスターブース>
海洋、水産資源、水環境などに関係する研究を支援するマリンチャレンジプログラム。2017年度1次採択校のポスター展示と、第二期の募集について紹介します。
参加予定団体:公益財団法人日本財団
<サイエンスキャッスルTHK賞研究ポスターブース>
サイエンスキャッスルTHK賞を受賞した研究発表をポスター展示でご紹介します。
参加予定団体:THK株式会社
石澤 敏洋 氏 審査員長
株式会社リバネス 地域開発事業部 部長 博士(生命科学)
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 博士課程修了。博士(生命科学)。専門は分子生物学。細胞の中でエネルギーを作り出す器官であるミトコンドリアに関する研究を行う。研究を軸に世界を変える技術を生み出すため、大学発ベンチャーの立ち上げ支援や研究開発支援に取り組んでいる。
櫻井 健二 氏
秋田県立大学 生物資源科学部生物生産科学科 准教授 博士(農学)
東京農工大学連合農学研究科修了。リンゴを中心とした果樹の育種に関する基礎研究を行う。リンゴ自家不和合性遺伝子の解析、リンゴアレルゲンおよび関連遺伝子の解析、イオンビーム照射による果樹の新規突然変異育種法の開発など。さらに、秋田の伝統野菜を中心とした、あきた郷土作物の種の保存・探索・普及活動なども行う。
冨田 浩史 氏
岩手大学 理工学部生命コース 視覚神経科学研究室 教授 博士(医学)
京都府立大学大学院修士課程修了。東北大学医学研究科にて博士(医学)取得。失明を来す疾患の網膜変性メカニズムに関する研究を行い、現在は、光受容イオンチャネル遺伝子を用いた失明者の視覚を回復するための遺伝子治療技術の開発を行っている
村下 公一 氏
弘前大学 教授・副理事(研究担当)
弘前大学 COI研究推進機構(医学研究科)・機構長補佐(戦略統括)
弘前大学 健康未来イノベーションセンター・企画戦略部門長(併任)
弘前大学 医学部・学部長講師(社会医学講座)(併任)
青森県庁、ソニー、東大フェロー等を経て2014年より現職。弘前大COIでは戦略統括として産学連携マネジメントを総括。文科省COIとAIとの新たな展開検討会合委員他、政府系委員等多数。専門は、地域産業(イノベーション)政策、社会医学。
壽福 麻里子 氏
ロート製薬株式会社 広報・CSV推進部 広報・CSVグループ
九州大学 生物資源環境科学府修士課程修了。2011年~6年間、食品メーカーで調味料の開発・工業化を担当。2017年より現職。地域と連携した商品づくりや広報活動に関わる。
主催:サイエンスキャッスル2017実行委員会
パートナー:株式会社アトラス、一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構、TEPIA(一般財団法人高度技術社会推進協会)、THK株式会社、水俣市、ロート製薬株式会社、ゴールデンピーカン株式会社、花王株式会社、ライオン株式会社、マルマンコンピュータサービス株式会社
後援:弘前大学COI研究推進機構、秋田県立大学、岩手大学、青森県教育委員会、岩手県教育委員会、秋田県教育委員会、宮城県教育委員会、山形県教育委員、福島県教育委員会